まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

チーちゃんの思い出:チーちゃんの一周忌

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2018年の夏。老犬だけれどまだまだ若々しかったチーちゃん。

チーちゃんの思い出:チーちゃんの一周忌

こんにちは。

今月も明日でおしまいですね。今年もあと2ヶ月なんて月日が過ぎるのは本当に早いと感じます。

チーちゃんの一周忌

昨年の10月30日の早朝、実家で飼われていたヨークシャーテリアのチーちゃんは、母に抱っこされて眠るように旅立ちました。15歳2ヶ月の犬生でした。途中、7歳から癲癇の為に何度か入院しましたが、それ以外は特に重い病気になるでもなく、母の愛情を目一杯受けて過ごした幸せな一生だったと思います。

マリモとピリカが娘だとしたら、チーちゃんは歳の離れた妹のような子で、年老いて目が殆ど見えなくなってからも、母が「お姉ちゃんが来るよ」と話しかけると、ヨロヨロと玄関の方に様子を見に行っていたそうです。

私をヨークシャーテリア好きにしたチーちゃん

我が家の娘たちはマリモもピリカも2代続けてヨークシャーテリアです。ヨークシャーテリアを選んだのは我が家が賃貸マンションで小型犬しか飼えないこともありますが、私にとってはやはり犬と言えばチーちゃんだった為、最初からヨーキー以外はあまり考えていませんでした。後で聞いたところによると、夫は当初、豆柴がいいと思っていたそうです。でも大きくなってしまう可能性もあるし、チーちゃんを溺愛する私が最初からヨーキーしか探していないのを見て、豆柴は諦めたんだとか。夫は今でも柴犬が大好きですか、マリモをお迎えして以降はヨーキーの可愛さに目覚め、すっかりヨーキー党になったのは言うまでもありません。我が家にマリモやピリカをお迎えできたのは他ならぬチーちゃんの功績だと言えます。

チーちゃんの思い出

チーちゃんとの思い出は過去の記事にも書きました。

特に父の初盆のことは今も鮮明に覚えています。元々犬が好きだった父は、きっと今頃チーちゃんを可愛がっていることでしょう。

marimotan.hatenablog.com

しかし、私と夫にとって1番思い出深いのはやはり結婚式でのリングドッグです。

これはチーちゃんだからしっかりこなしてくれましたが、もしピリカだったら式の間じっとしていることなど到底できずに大騒ぎだったでしょうし、ひとたびバージンロードに放たれようものなら、指輪を背負って式場内を所狭しと駆け回り、新郎新婦も参列者も全員でピリカ捕獲の為に走り回ることになったと思います。マリモだったら逆に知らない人ばかりの所では怖がって歩かなかったかもしれません。

marimotan.hatenablog.com

結婚式の前、夫がチーちゃんと対面した時にはチーちゃんに嫌われないよう、ペットショップに行って小型犬用のおもちゃを買ったり、おやつを買ってきたり、色々と気をつかっていたものです。特に初対面の時には緊張したそうでチーちゃんを「チーさん」と呼び「これからよろしくお願いします。」と敬語で話しかける姿に私も母も大笑い。しかし心配はいりません。チーちゃんはピリカのように積極的にアピールはしないものの、穏やかで人見知りをしない子でしたから、夫ともすぐに打ち解けてくれました。

あまり逢いに行かれなくてごめんね

チーちゃんが13歳になって直ぐに我が家にマリモがやってきました。マリモが来てからというもの、決してチーちゃんの存在を忘れたわけではないけれど、赤ちゃんマリモのお世話に追われ、チーちゃんに会いに行く回数は激減しました。そしてマリモの生後9ヶ月目に先天性腎臓形成不全が見つかり、マリモを週2回病院に通わせ、私も療費を稼ぐ為に仕事を始めると、会いに行く回数は更に減りました。

13歳のチーちゃんの写真を見ると、やはり老犬ではありますが、またまだ元気で若々しく愛くるしい姿をしています。それが私がマリモの看病、看取り、ピリカのお迎えとドタバタしているうちに15歳を過ぎたチーちゃんは急激に年老いて、目は殆ど見えず、耳もほぼ聞こえなくなっていました。

しかし、そんな身体になってもチーちゃんは、会いに行って身体を撫でると「お姉ちゃん?」と頭を上げて、かつて帰省するたびにしていたように私の身体に頭を擦り付けてくれました。

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旅だったチーちゃん。

旅立ちの時

すっかり年老いても私が行けば喜んでくれたチーちゃん。しかし昨年の夏が終わる頃には歩くこともままならず、食事にも排泄にも介助が必要になりました。それでも何とか自力で立ち上がろうとし、もう踏ん張れない脚で必死にお尻を上げている姿に母も私も涙が溢れました。そして秋が深まりお転婆ピリカがやっと外に出るようになった頃、チーちゃんはついに寝たきりになり、10月30日の早朝に旅立ちました。

前日の夜から実家に泊まりこんでいた私が母と交代して様子を見ていると、殆ど動かなかったチーちゃんが急に頭を上げました。私は急いで母を起こし、母が抱っこして暫くした時、眠るように、本当に穏やかに眠りに落ちるように、チーちゃんは旅立ちました。

お揃いの骨壷袋

今、チーちゃんはマリモとお揃いの骨壷袋に入って実家にいます。

marimotan.hatenablog.com

母は自分がお墓に入る時にチーちゃんも一緒に入れるよう霊園の管理会社に交渉しと許可をとりました。いつの日か母と一緒にお墓に入るその日まで、小さな骨壷袋に入ったチーちゃんには、母を見守って欲しいと思います。

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久しぶりの札幌

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久しぶりの札幌

こんにちは

今日の横浜市は朝こそ雨降りだったものの、日中は気持ちの良い晴天で、ピリカもご機嫌です。ちょっと遅めに出かけた朝のお散歩では、いつもよりかなり長く歩きましたが、それでも物足りないという顔をしていました。

一昨年の秋以降、マリモの看病やコロナの感染拡大の為、一度も帰省できていなかった札幌ですが、来週、約2年ぶりに帰省することになりました。

今回は夫の休みが1日しか取れなかったので週末をはさんで2泊3日の短い日程ですが、とにかくやっと義実家に行かれることになり、良かったと思います。

義実家には今年で89歳の義父が一人で暮らしています。義父は非常に気丈な人で家事能力も高く、いつ行っても家が片付いていなかったり、掃除が行き届いてないということはありません。むしろ余計な物を持たない分、我が家より余程片付いていてきれいにしてあります。頭の回転も早く矍鑠としていますが、コロナ禍で外出の機会が一気に減り、楽しみだったフィールドゴルフもできなくなってしまい、どうしているのかとても心配でした。

電話ではわからない

義父は決して弱音を吐かない人です。実家の母は眼科でドライアイと診断されただけで私と兄に電話してきたり、頭痛が続けば病院で頭部のMRIを撮るような人なので、全く心配しておりませんが、義父は骨折しても連絡をくれないような人。電話で話しても「大丈夫」しか言いません。とても自立していて息子夫婦に頼る気など1㎜もない感じです。だから電話ではいつもの覇気のある声で矍鑠としていても、本当に何事もなく元気でいるのか確認できず、何かと心配でした。

今後の参考に・・・

以前の記事でも書いたように、我が家は夫の定年後どこかのタイミングで義実家のある札幌に移住予定です。

marimotan.hatenablog.com

とはいえ超自立した義父は息子夫婦との同居は望まない為、義実家の近くで家を探すことになります。まだ少し先にはなりますが、今回の札幌帰省ではその引っ越し候補地についても少し下見したいと思っています。

因みに今の義実家は苗穂ですが、夫が少年時代を過ごしたのは月寒で、夫は月寒中学、月寒高校に通っていたこともあり移住後も月寒周辺に住みたいと言っていますが、私はオシャレなカフェがある円山近郊が希望です。それに円山には私のパワースポット、北海道神宮もあります。色々と妄想は尽きませんが、ピリカも居るのでお散歩させる公園や近所に動物病院があるかも重要です。

横浜、福岡、神戸、Perth、Adelaide、そして札幌

私は生まれも育ちも横浜ですが、福岡、神戸、オーストラリアなど色々な場所で暮らしてきました。そして今のところ最後は札幌市民になる予定です。故郷の横浜はもちろん大好きですが、歳を取ったら首都圏よりも地方都市の方がのんびり暮らせるだろうと思っていました。札幌は結婚してから何回も帰省していますがいつ行っても食べ物はすご~く美味しいし、都市ではあっても東京のような人混みではなく、過ごしやすくて大好きです。幸いオーストラリア時代の友人も住んでいますし、慣れるまでは多少苦労するかもしれませんが、私は札幌出身の夫以上に札幌移住を楽しみにしています。

義父は都会っ子の私が積雪の多い札幌に住めるか心配していますが、私は夏場は45°を超えるオーストラリアのPerthでも直ぐに順応しましたし夜中は氷点下の気温になる砂漠でも少しですが生活しました。旅行ではツンドラ気候のカナディアンロッキーなど寒いところも多々行ってますからきっと大丈夫。それに運動神経もそこそこ良いほうですし、足腰は強いのできっと慣れれば雪道でも大丈夫だと思っています。

義父に「月寒と円山付近を散策する」と言ったら、「月寒行っても何もないし面白くないぞぉ」と笑っていましたが、夫が大好きな場所ですし、かの有名な月寒あんぱん発祥の地で石碑もあるそうですし、私は楽しみにしています。

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楽しそうなピリカ(写真は教室提供)
ピリカはお泊りトレーニン

ピリカを連れて行くかは最後まで悩みましたが、今回は2泊3日の駆け足旅なのでトレーナーさんに預けることにしました。ピリカにはまた今度、もう少し札幌でゆっくりできるときに義父と対面させたいと思っています。

marimotan.hatenablog.com

毎週のトレーニング教室ではお友達と走り回って楽しそうにしているピリカです。きっと今回も楽しく待っていてくれるでしょう。もう年内は無理だと思いますが、来年はピリカも一緒に札幌に行きたいと思います。

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まりも物語:まりも17回目の月命日

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まりも17回目の月命日

こんにちは。今日の横浜市は朝から冷たい雨。お散歩に行かれないピリカは早朝から元気にリビングを走り回り、早くも1回目のお昼寝に入りました。

今日はマリモの17回目の月命日です。マリモを見送った日からもう直ぐ1年半が過ぎようとしているなんて、本当に月日が経つのは早いですね。

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動物病院の看護師さん

先日、ピリカのワクチン接種で動物病院に行った際に、動物看護師さんに声をかけられてました。この方はマリモの時からお世話になっていた看護師さんなのですが、今月末で今の病院を辞めて別の病院に移るそうです。彼女にはマリモも大変お世話になりましたし、マリモの闘病の終わりが近づいてきた頃には、毎回のように泣きじゃくる私にいつも優しい言葉をかけて頂きました。そして今は超暴れん坊のピリカのこともとても可愛がってくれています。

ピリカが我が家に来たばかりの頃、あまり食事をしてくれなくて病院に連れて行った時に、「新しい子をお迎えしたんですね!」と声を弾ませてピリカを撫でにきてくれたりもしました。

そんな素敵な看護師さんの新しい旅立ちなのですから、笑顔でお別れしたいところだったのですが、すぐに涙腺が緩む私はここでも涙が溢れてしまう始末・・・。いい大人が情けないですが、年々涙もろくなっていきます。20代の頃の強気で滅多なことでは涙を見せなかった私はどこに行ってしまったやら(−_−;)。

マリモと暮らした日々は日に日に遠ざかっていきますし、マリモをよく知る人が減って行くのは寂しい限りです。病院の看護師さん達には、本当にたくさんの励ましと優しさを頂き、マリモも凄く可愛がってくださいましたが、今回移動してしまう方とは一番よくお話しており、ピリカが来てからは、病院の受付でピリカのお転婆ぶりを話しては大笑いしたりしていました。

寂しいてすが、優しい素敵な看護師さんの旅立ちです。新天地での更なる活躍を心から祈りたいと思います。

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プロ・甘えニストとプロ・暴れニスト

マリモは生来の甘えん坊で、夫からは「可愛いだけで人を自在に操るプロ・甘えニスト」と呼ばれていました。実際夫はマリモにメロメロで、抱っこをせがまれれば、何時間でも膝に乗せて可愛がり、マリモの願いであれば何でも叶えてあげる勢いでしたし、本当にマリモはプロ・甘えニストだったと思います。

対するピリカは言わば「プロ・暴れニスト」です。我が家のソファーやクッションカバーをボロボロにし、ひとたびお散歩に出れば、元気に走り回り、小さい体で仲良しの柴犬君に体当たりして遊んでいます。内気だったマリモと反対に社交的で人も犬も大好きなピリカ。1歳を過ぎれば少しは落ち着くかと思っていましたが、全く落ち着く気配は無く、仕事の後に公園で一緒に走ると、帰宅後は暫くソファーに倒れて休まないと夕飯の支度もできません。

可愛さだけで人を操る「プロ・甘えニスト」のマリモお姉ちゃんの後継者である妹ピリカは、元気だけでママを倒す「プロ・暴れニスト」。でもそんな「暴れニスト」も私達が出勤するようになってから、夜は「甘えニスト」になりました。やっぱり週2日とはいえ、1日中お留守番は寂しいのかな・・・。

そんな甘ったれピリカを見ていると、コロナ禍で在宅時間が増える前、重度の尿毒症でも1人でお留守番していたマリモを思い出し、未だに涙が溢れます。最初の絶食状態の時には、朝一で病院に預けて夕方お迎えに行くまで、病院でお留守番の日もありました。こんな状態のマリモを置いてまで仕事に行くべきなのか何度も悩みましたが、少しでもマリモが苦しくないようにするには高額な医療費がかかり、やはり仕事を辞めるわけにはいきませんでした。

仕事に行こうとする私をケージの中にチョコンと座って寂しそうに見上げていたマリモ。仕事から帰りケージを開けると、勢いよく飛び出してきて大喜びで迎えてくれたマリモ。だいぶ衰弱が進み、ケージの扉を開けておいても1日の殆どをケージの中で過ごすようになっても、私が帰宅すると力を振り絞って玄関まで歩いてきてくれました。

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すっかり甘ったれになり、抱っこをせがむようになったピリカは在りし日のマリモを思い出させます。今のピリカはちょうどマリモが1番元気だった時期とほぼ同じ体重になりました。

虹の橋に旅立った「甘えニスト」は、ママが倒れそうになるほど走り回る元気な「暴れニスト」を見守ってくれていることでしょう。今日はマリモの大好きなサツマイモとヨーグルトをお供えして、虹の橋のマリモが楽しく暮らしていることを祈ろうと思います。

 

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何度でも行きたい!私が好きなパワースポット10選

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はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

最近ブログの更新をサボりがちです。10月から夫が出勤になり毎朝のお弁当作りが復活したり、私も従来通りの週3日出勤になったりしたこともありますが、何となく筆が進まず・・・。なので今週は久しぶりにお題に挑戦したいと思います。

何度でも行きたい、私が好きなパワースポット10選

私は特にスピリチュアル好きなわけではありませんが、新しい何かに挑戦する時や何となく精神的に疲れがたまった時にリフレッシュのために訪れるパワースポットがいくつかあります。今回はその中でも特に好きな場所をご紹介したいと思います。

1、北海道神宮
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私にとって日本一のパワースポット、北海道神宮

北海道神宮は私にとって凄く特別なパワースポット。特に縁結び系には抜群の御利益があると思っています。

私が独身だった頃、仕事で札幌に行った際に北海道神宮の本宮と頓宮にお参りしました。当時の私は彼氏も居なかったので「困った時の神頼み」に良縁祈願に本宮と頓宮の両方に参拝し、お守りを買って持ち歩くようにしたのです。

そしてお参りから約2ヶ月後、「きっと良い出会いがあるはず♫」と、ルンルン過ごしていたら、知人からお花見のお誘いが!私は「神様の思し召しに違いない!」と参加を快諾。そしてこのお花見会で私の前に座ったのが今の夫です。その後はトントン拍子に結婚が決まり、お参りの1年後には夫の実家にご挨拶に行くことになりました。

そして夫の実家に行ってびっくり!夫の実家は北海道神宮の頓宮から徒歩でも20分もかからない距離だったのです。因みに、それから私は婚活中の友達がいると北海道神宮のお守りを渡すようにしてきました。そしてこれまで4人に渡し、うち2人はお守りを渡してから1年以内に結婚しています。私は今も北海道神宮は最強の縁結びパワースポットだと信じています。

2、玉置神社
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天空の聖域「玉置神社」と太古の森の中を進む参道

奈良県十津川村にある霊峰玉置山の標高900m辺りに位置する玉置神社。鳥居から神社まで杉の原生林に囲まれた参道を歩くだけでもリフレッシュ効果抜群です。文章にするのは難しいのですが、この静謐な天空の聖地は、原生林に囲まれた特別な「ご神域」。澄み切った空気の中には何か「鋭さ」のようなものがあり、あまり人を寄せ付けないような荘厳な空気に包まれています。

そんな聖地はたどり着くだけでも結構大変です。私は奈良県大和八木駅から日本一長い路線バスに片道4時間揺られて十津川温泉に行き、翌日に世界遺産バス(玉置神社は世界遺産に登録されています)を利用して参拝しました。でも、行くだけでも大変だからこそ、あの静謐で荘厳な聖地が守られているのでしょうね。

3、霧島神宮
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霧島神宮の鳥居と社殿。

霧島神宮には福岡に住んでいた頃に何度かお参りしました。霧島神宮は「天孫降臨の地」とされている霧島山の中にあり、緑豊かな地の澄み切った空気の中を参拝すると、一気に心が洗われるような爽快感があります。また、すぐ近くには霧島温泉郷があり、お参りの後はのんびりと温泉に浸かれるのも魅力です。

4、出雲大社

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日本一の縁結びの神様、出雲大社

言わずと知れた日本一の縁結びの神様。私が夫と出会う前のことですが、出雲大社のお守りを貰った直後に旦那様と知り合い、電撃婚した友人が居ました。そしてその彼女が出張で島根に行った際に「絶対にこのご利益をMarimoにも届けなければ!」と仕事の合間にタクシーを飛ばしてお守りを買いに行き、私に届けてくれたことがありました。彼女がお守りをくれたのが夫と出会う前年の12月、私が北海道神宮で良縁祈願をしたのが翌年1月の終わり、そして夫と出会ったのが3月末なので、私と夫のご縁を繋いだのは北海道神宮の神様だけでなく、出雲大社の神様、自腹でタクシーを飛ばしてまでお守りを届けてくれた友人の思いも加勢していたのではと思っています

5、厳島神社・宮島
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海に聳えたつ厳島神社は、もう一度訪れたい場所です。

海の上に浮かぶように聳え立つ厳島神社の景観は圧巻の一言です。そして厳島神社だけでなく宮島全体が大きなパワースポットとなっているので、行く際には時間に余裕を持って是非宮島全体を歩いてほしいです。特に弥山の山頂から見る景色は素晴らしいので、ちょっと疲れますが是非登っていただきたいです。

6、貴船神社
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整然と並ぶ灯篭が美しい貴船神社

京都の有名な観光名所の1つでもある貴船神社は、市街地から少し離れた場所にあるので、普段は観光客で混み合っている京都の中では、数少ないのんびり参拝できる神社です。付近には川床料理を楽しめるお店もあり、涼風と川音を楽しみながら食事を取ることもできます。初夏から夏にかけての暑い時期に行きたい場所です。

7、高千穂神社
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高千穂神社と真名井の滝

高千穂峡と名瀑「真名井の滝」で有名な高千穂にある神社で、高千穂郷八十八社の総社です。その歴史古く、本殿は国の重要文化財に指定されています。高千穂峡も豊かな緑と水で疲れた心をリフレッシュしてくれますが、神社には更に「ご神域」らしい荘厳とした空気があります。

8、箱根神社
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都心からもアクセスの良いパワースポット箱根神社

生まれも育ちも横浜の私は、子供のころから何回も箱根に遊びに行き、箱根神社にも数えきれないほど参拝しています。芦ノ湖畔に佇む神社は観光地の真ん中にありながらも森に囲まれて静謐な空気を漂わせています。疲れて一人になりたい時にふらりと訪れたくなる神社です。

9、三峰神社
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関東屈指のパワースポット、三峰神社

秩父の三峰山頂に建つ三峰神社は関東屈指のパワースポットで浅田真央さんが三峰神社の「気守り」を持っていることでも有名になりましたよね。山頂にあるので空気も澄んでいて「ご神域」感のある場所です。ただ、行く際の注意点として乗り物酔いする人は事前に酔い止めを飲んでおいた方がいいです。山道をくねくね進んでいくので酔いやすい私は思いっきり酔ってしまい、参拝中に危うく嘔吐しそうになりました。次回は酔い止めを飲んでから行きたいと思っています。

10、秩父神社
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令和初日に参拝した秩父神社

夫は秩父が好きなようで、お休みの時にはよく秩父に行こうと誘ってきます。なので我が家は年に1回は秩父に行っています。そして秩父に行くと必ず参拝するのが秩父神社。因みに令和の初日も参拝しました。特に絶大なご利益を感じるわけでは無いのですが、夫婦仲良く毎年訪れたい場所です。

以上が私のお気に入りのパワースポット10選です。緊急事態宣言も終わったことですし、近いうちにどこかに参拝したいなと、現在、色々と計画中です。

 

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ぴりか日記:甘ったれぴりか

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甘ったれぴりか

こんばんは。

今日の横浜市は気持ちの良い晴天で、ピリカは朝も夕方も張り切って長いお散歩をしました。日中は暑くても朝晩は涼しいからか、とにかく少しでも長く外にいたいようです。

ピリカのお留守番初日

先週末に2回目のワクチン接種を終え、夫に続き私も通勤を再開しました。ピリカにとっては初めての長いお留守番。朝、家を出る前は胸が痛みましたが、マリモもちゃんとお留守番していたし、いつまでも出勤しないわけにはいかないので慣れてもらうしかありません。後ろ髪を引かれつつ心を鬼にして出勤しました。

そして夕方は定時になると同時にオフィスを出て小走りに駅に向かい、大急ぎで帰宅。鍵穴に鍵を入れるとピリカが大声で吠え始め、ケージを開けたとたん凄い勢いで飛び出してきて大歓迎してくれました。

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甘ったれになったピリカ

帰宅後は直ぐに着替えていつもの公園へ。もう暗くなりかけていたものの、幸いまだ数匹のお友達がいてくれたので、ピリカはご機嫌で遊びました。そして帰ってからピリカに夕飯を食べさせ、ケージで食休みさせようとしたのですが、いつもはオヤツに釣られて直ぐにケージに入るピリカが全くケージに近づいてきません。諦めてそのままにして夕飯の支度を始めると、今度は私の足元に来てウロウロ。台所をうろつかれると危ないので、ケージに入れたのですが「クーン、クーン」と寂しそうな声で吠えてきます。

仕方なく大急ぎで夕飯の支度を済ませると、ピリカを抱っこしてソファーに座りました。すると普段は抱っこしても直ぐに暴れるピリカが全く暴れません。結局夫が帰ってくるまでずっと私に抱っこされて膝の上に座っていました。

普段は怖いもの知らずで雷が鳴ろうと台風が来ようと全く動じないピリカですが、初めての長時間のお留守番はやはり精神的に負担だったようです。何だか可哀想になって、その日はピリカが眠ってしまうまで膝に抱っこしていました。ピリカが抱っこされたまま寝落ちするなんてこれが始めてのことです。

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抱っこ好きだったマリモを思い出す

ピリカを抱っこしていると、抱っこ好きでよく私の膝でお昼寝していたマリモを思い出します。マリモはいつも甘えた声で抱っこをせがみ、膝の上で気持ちよさそうにイビキをかいて眠っていました。私も夫も家にいる時は時間の許す限りマリモを抱っこしていたものです。

元々甘ったれで抱っこ好きだったマリモはお留守番生活になってからますます抱っこ好きになり、平日は私に、週末は夫にせっせと抱っこをせがんでは膝に乗っていましたが、これまで全然抱っこが好きではなく、あまり膝の上にじっとしていることが無かったピリカが抱っこをせがんできたことは、私にも夫にもかなり意外なことでした。

初めての大きな地震

そして初めての長いお留守番の翌日、木曜日の夜に東京と埼玉で震度5強を観測する地震が起こりました。地震が起きた時は夫も私も少し早めに寝室に引き上げたところで、ピリカは電気を消したリビングのケージに居ました。

緊急地震速報と同時に強い揺れが始まり、驚いたピリカも興奮した様子でワンワン吠えています。恥ずかしながら私は地震には滅法弱く、強い揺れに固まってしまい動けませんでしたが、夫は最初の強い揺れが少し収まってきたところでリビングに行き、ピリカをケージから出してきました。すぐに寝室に連れてきて揺れが収まっても暫く抱っこして宥めたのですが、初めての大きな地震に怖い思いをしたピリカはブルブルと震え、夫と2人で撫でてもなかなか落ち着いてくれません。

落ち着きてきたように見えてもケージに戻して電気を消すとワンワン吠えてしまい、結局午前0時近くになっても全然眠ってくれないので、ピリカは私達のベッドで、夫と私の間で一緒に眠ることにしました。

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金曜日もお留守番

翌日の金曜日、前夜の地震のこともあり、ピリカの様子が気になりましたが、意外にも普段通りのピリカに戻っており、食欲も旺盛でお散歩も元気にこなしてくれました。

でも私が出かける支度を始めると、お留守番の気配を感じたのか私の周りをクルクル。前夜に怖い思いをしていますし心配でしたが、金曜日が期限の仕事もあり休むことはできません。「行っちゃうの?」と言いたげな顔で見てきましたが、この日も心を鬼にして出かけました。

そして仕事が終わると再び大急ぎで帰宅。ピリカは元気に飛び出してきて食欲も旺盛ですが、やはり食後は膝から降りません。夕飯は作り置きがあるので殆ど支度は無いのでいいのですが、ピリカはすっかり甘ったれになったようです。

少しずつ慣れていって欲しい

今回は初めての長いお留守番の翌日に初めての大きな地震が重なってしまったので、特に不安になってしまったかも知れません。でもこれからも週3日の私の出勤日のうち2日はお留守番です。帰宅後はずっと抱っこでも構いませんが、ピリカが少しずつでもお留守番に慣れていってくれたらいいなと思います。

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