まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

5月19日、まりもは虹の橋へ旅立ちました。

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2019年12月、既に重度の尿毒症でした。

こんにちは。

約9か月もブログを放置しておりました。

私が長期間メニエール病で療養し、やっと回復した頃に、マリモは重度の尿毒症になり、その後必死の闘病が続きました。しかし、マリモは半年の闘病後、5月19日の夜に遂に旅立ってしまいました。元々マリモとの日々を綴りつつ、腎不全の症状に関する情報を書き残そうと思って始めたブログですが、これからは数回に分けて、僅か2歳と18日で逝ってしまったマリモの生涯について語りたいと思います。

犬の腎不全は犬の死因の第3位を占める疾病で、老犬にはよくみられる病気です。しかし、マリモのような先天性の腎不全は大変珍しいそうで、マリモの闘病中にいろいろ探したものの、あまり若い犬の腎不全に関する情報を見つけることはできませんでした。

その生涯の大半が、腎不全との戦いだったマリモとの生活は、通院やそれに伴い膨れ上がる医療費など、精神的にも経済的にも不安になることが多く、また私が途中でメニエール病になり、想像以上に治癒に時間が掛かって充分に構ってあげられない時期もありました。

ここには、マリモの腎臓形成不全発覚前に現れていた症状や、発覚後の医療費を含め、出来る限り詳細にマリモとの生活を書き残していきたいと思います。マリモはその短い生涯を小さな体で最後まで精一杯生き抜いてくれました。

その記録を書き残すことで、同じように腎不全の愛犬と闘病生活を送る人に、少しでも有益な情報を残しておきたいと思います。マリモの生涯は本当に短いものでした。たった2年と18日の生涯で、生後9か月目から皮下補液が始まり、200回近くの通院をすることになったマリモ。今はただ、安らかに眠って欲しいと願うばかりです。

マリモの闘病中はすべての予定はマリモの通院を中心に回り、自由時間は殆どない日々でしたが、それでもやはり、まりもと暮らした時間はかけがえのない宝物です。次回生まれ変わる時には健康な体に生まれますように。

なお、過去の記事はこれから書くマリモの生涯についての記事と内容が重なるので一旦削除しております。

 

※まりもの名前は本来ひらがな表記ですが、文中では読みやすいようにカタカナにしております。

 

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