まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

ぴりか日記:お散歩中の出来事

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今日は雨降りなので家で遊んでいるピリカ

お散歩中の出来事

すっかり寒くなってきましたね。ピリカは毎朝7時半〜8時ぐらいにお散歩に出るのですが、最近は寒いので厚手の服を着ています。

一昨日の朝、いつも通りに歩いて近所の公園まで戻ってきた時、ご近所のワンコ達が数匹で遊んでいるのが見えました。朝はあまり時間に余裕がないので、公園の外を素通りしたかったのですが、仲良しのワンコ達の遊ぶ姿を見たピリカは行きたがってグイグイリードを引っ張ってきます。

なので少し遊べは気がすむかと思い、仕方なくワンコ達が遊んでいる芝生に入って行くと、大型犬〜中型犬ぐらいの大きさのワンコ達4〜5匹がかなりエキサイトしてオモチャの取り合いを始めました。

ピリカは大型犬を怖がりませんし、仲良しのコーギーちゃん兄妹もいたので、犬達がエキサイトしている所に近づいて行こうとしました。しかし、犬達はかなり興奮していて激しくぶつかり合っており、私は危険だと感じてピリカを抱きあげて少し離れた場所に避難しました。

飼い主さんはリードを持っていなかった

するとその直ぐ後、中型犬(雑種?)がコーギーちゃんの首の辺りに噛みつきました。コーギーちゃんは悲鳴の様な激しい鳴き声をあげて全力で抵抗し、コーギー兄妹のママさんも必死で引き離しにかかりましたが、ママさんも大きなコーギーちゃん2匹のリードを片手に、もう片方の手だけで興奮している中型犬を引き離すことはできません。

しかも噛み付いた方の犬は、飼い主のお爺さんがリードを放してしまって、少し離れた場所にいたので直ぐには対応できませんでした。周りの飼い主さんも自分達の犬を引き離すのが精一杯で、多分、近くにいて唯一その気になれば中型犬のリードを引くことができたのは私だけだったのですが、私はピリカを抱きかかえたまま動けませんでした。

20〜30秒経ってやっと中型犬の飼い主さんが来てリードを引き、幸いコーギーちゃん達に怪我はありませんでしたが、コーギーちゃんのママさんは激怒して、「酷すぎませんか!ああいう時は直ぐリード引いて下さい!」と怒鳴り、すぐにその場を離れました。

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事件とは別の日、コーギーちゃん達に近寄ろうとするピリカ

 

ピリカが巻き込まれていたら・・・

当然ですよね。私でも激怒します。と言うか、コーギーちゃん達はまだ対抗できましたが、ピリカだったらひとたまりもなかったでしょう。いつもの様にピリカがコーギーちゃん達と戯れあっている時だったらと思うと血の気が引く思いでした。

私はピリカを抱きかかえたままその場を立ち去り家に向かいましたが、公園の出口でコーギーちゃんのママさんと会いました。コーギーちゃん達は怪我も無く落ち着きを取り戻していましたがママさんは怒り心頭です。

私はそばにいて助けに入れなかったことをお詫びしましたが、ママさんは、下手にリードを引っ張りに来たらピリカちゃん達が危なかった。あれは飼い主がリードをちゃんと持っていればよかっただけの話、と言って、ピリカの頭を撫でてくれました。

普段は優しい子でも

噛み付いてしまった中型犬は、普段は優しい良い子でピリカともちゃんと手加減しながら遊んでくれる子です。だから私はお爺さんがたまにリードを放していてもあまり警戒したことはありませんでしたが、どんなに優しい子でも犬は犬、興奮したら危険です。

今回はピリカが噛まれたわけではないですし、ピリカは特にショックも受けてないようですが、私には普段優しい子が豹変した姿がショックで、ここ2日間はピリカを公園に連れて行っていません。

家に帰って夫に公園での話をすると、今日のワンコとは別に、もう1匹、飼い主さんが公園内でよくリードを放す柴犬がいるそうで、一度その子がピリカに猛然と向かってきたことがあり、夫が急いで抱きかかえて避難させたことがあったそうです。

その時、夫は飼い主のお婆さんに、危ないからリードは絶対に放してはいけないと注意したのですが、お婆さんは「この子はまだ若いから元気が良すぎて・・・」と笑っていたそうです。それから夫はその犬と飼い主さんがいる時は、ピリカがどんなに遊びたがっても公園には入らない様にしているとのことでした。

うちの近所は犬を飼っている家がとても多く、朝夕を中心にお散歩中のワンコがたくさん公園に集まります。ピリカもお散歩デビューの時からたくさんのワンコや飼い主さんにいっぱい遊んでもらい、可愛がってもらっています。殆どの飼い主さんは絶対にリードを放したりしないのですが、そうやって一部の飼い主さんがリードを放したりすると、今後は安心して遊ばせることができません。

まして公園は犬の散歩用ではなく、本来は人間用で子供達もたくさん遊んでいます。もし犬が急に興奮して子供を噛んだりしたらそれこそ大事件です。

この中型犬も飼い主さんも、マリモが元気だった頃から遊んで貰っていて、ワンコも普段は優しい子ですし、お爺さんも良い人なのは知っています。だから、たまにお爺さんがリードを放してワンコを遊ばせていても、私はあまり気にしていませんでした。

でも次回またお爺さんがリードを放している所に会ったら、どんなに良い子でもリードを放しては危ないこと、安心して遊ばせる為にもいざという時はリードを引けるようにしっかり持っていて欲しいことを話してみようと思っています。それでもまたリードを放していたら、残念ですが、ピリカの安全の為にもそのワンコがいる時は他の公園を散歩させるしかないかなと思っています。

皆が安心して遊べるように、飼い主はしっかりマナーや規則を守って欲しいですね。

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