まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

ぴりか日記:今日で8が月

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ピリカは今日で8か月になりました。

今日で8が月

こんにちは。

今日でピリカは8ヵ月になりました。先日避妊手術も無事に終わったので、もう仔犬期も終盤、身体の大きさも3.5kgを超えてほぼ成犬です。

健康だとばかり思っていたマリモが、避妊手術の際の検査で先天性腎臓形成不全が発覚したこともあり、マリモのような重病を抱えて生まれてくる子は少ないし、ピリカを見る限り重い病気の兆候は全く無いと分かっていても、私はどこか不安で避妊手術の日には過呼吸になってしまいました。

でも、検査結果は全く異常もなく、ピリカは本当に元気で健康な子であるということもわかり、色々な意味で本当に一安心です。ただ、身体の健康はさておき、最近気になっていることがあります。

危険を感じたら

ピリカはマリモに比べて数倍は気が強く、他人や他所の犬に危害を加えたりはしませんが、大型犬にも平気で向かっていき遊ぼうとします。時々威嚇されたり吠えられたりしていますが全く懲りません。

普段はそれで何の問題もないのですが、たまに攻撃的な犬に会ってしまった時などは危険を感じることもあります。大概の中型犬・大型犬の飼い主さんはしっかりリードを引いていますし、ピリカのような超小型犬が近づいて行ったときには気を付けてくれています。それにワンちゃんの方もしっかり躾けられていて、小さなピリカに優しく接してくれます。

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マリモも愛用した丸い座布団で休憩中

しかし、ごく稀にですが攻撃的なワンコもいます。またそんなワンコの飼い主さんに限ってあまり危険を認識していません。先住犬のマリモはもとから警戒心が強く、初対面の犬や一度吠えられたり噛まれそうになった犬には決して近づこうとしなかったので、散歩中に危険を感じたことはありませんでした。

しかしピリカは人懐っこく犬懐っこいので、どんな犬にでも近付こうとしますし、気が強いので噛まれそうになっても逃げるどころか応戦しようとします。先日、公園の芝生でボールを投げて遊んでいるときに、近所に住む大きめの柴犬君に噛まれそうになり、ピリカを急いで抱き上げることがありました。柴犬君の飼い主さんは全く危険だとは思わないようで、「こらこら、優しくね。」と言って特に強くリードを引くでもなく見ています。

柴君は前脚をあげて上体を起こし、私に飛びつくような格好になってピリカの服に噛み付き、引きずりおろそうとしました。私は右腕でピリカを抱えたまま左手で柴君の首輪を掴んで、飼い主さんに「すみません!リード引いてください!」と言いましたが、飼い主さんは「すいません、この子はヤンチャで。」と笑っていて、一向にリードを強く引こうとしません。幸い近くにいた別の飼い主さんが横から柴君のリードを強く引いて引き離し「こういう時はリードしっかり引かないと危ないですよ!」と注意してくれたのですが、この時は本当に危険だったと思います。

引き離された後も柴君の飼い主さんは、ピリカと柴君を遊ばせたいようでしたが、私はピリカを抱いたまま急いでその場を離れました。

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夫と私の間で寝落ちするピリカ。

マリモのように警戒心が強く愛想が無いのも困りものですが、ピリカのように明らかに体格でも力でも適わないような大きさの犬(しかも攻撃的)を全く怖がらず、応戦しようとするのも困ったものです。最近ではその柴犬君が来たら急いで立ち去るようにしていますが、柴犬君ぐらいの大きさがあると、走るのも早くて伸びるリードを使っている場合はあっという間に迫ってくることがあります。

いつか痛い目にあえば少しは警戒心も芽生えるのでしょうが、ピリカのような超小型犬が大きい犬に噛まれでもしたら命にかかわります。まだまだ心は仔犬ちゃんで好奇心旺盛かつ怖いもの知らずのピリカ。天真爛漫な今のピリカのまま育ってほしいですが、もう少し危機管理能力といいますか、もっと危険を感じたり避けたりするように躾けていかなくてはと思う今日この頃です。

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