まりも物語:18回目の月命日
こんにちは
早いもので、マリモが旅だってから昨日で1年半が過ぎました。今では小さなお骨になってママお手製のリネンの巾着に入っているマリモですが、いつか虹の橋からも旅立って、何処かで生まれ変わるのかなと考えたりもします。
マリモがもし生まれ変わるなら、とにかく健康な身体に生まれて欲しいですし、できればもう一度私達夫婦の元にやってきて欲しいと思います。前回は短かったマリモとの生活ですが、次回はもっとたくさん一緒にいられたらと切に願いますし、旅行等、前回は一緒に出来なかったことをたくさんしたいです。
でも、たとえ私達の元でなくても、とにかく健康に生まれ、優しい飼い主さんのところで幸せに暮らしてくれるなら、それで構わないと思っています。マリモがたくさん可愛がられて幸せに暮らしてさえくれるならそれでいいです。でも、万が一また重い病気を背負って生まれてくるようなことがあったら、その時は絶対に私を見つけて我が家に戻ってきて欲しいと思います。
次は絶対早く気づいてあげられる
マリモは私が初めて自分で育てた子でした。だから異常な飲水量や治らないお漏らしがあっても、子犬って意外とお水を飲むし、お漏らしは成犬になる過程で治っていくだろうと、全く深刻に捉えていませんでした。今だったら絶対に気付ける兆候を幾つも見逃していたのです。今であれば腎不全の兆候は多分かなり初期の段階で気付きますし、他の病気でも、少しでも異変を感じたら念のためにしっかり検査してもらい、恐らくは比較的早い段階で見つけられるのではと思っています。
それに治療段階においても前回よりだいぶ知識も増えましたし、もっと冷静に落ち着いて様々な判断を行えるでしょう。
もちろん、あの時点において、私は自分にできるベストな判断を下していたと思います。でもそれでも辛い思いばかりしたマリモがただただ可哀想で、今も愛おしくて仕方なく、できるならもう一度マリモとの生活をやり直したくなるのです。特に腎不全を知らなかったとしても、実家のチーちゃんよりよくお水を飲むと思った時に、それを個体差として片付けたり、「まだ赤ちゃんだから仕方ない」で済ませずに最初にしっかり検査を受けさせていればと思うと、私の迂闊さが悔やまれてなりません。腎不全発覚後の治療に関しては、できることは全てやったと思っていますが、マリモがやってきてから腎不全発覚までについては悔やんでも悔やみきれないことばかりです。
マリモがあまり食事をしないことも、躾の問題と思ってトレーナーさんに相談する前に病院で相談していたら、また違う結果になっていたかもしれません。終わったことをいくらくやんでも仕方ないことは解っていますが、可愛かったマリモの写真を見るたびに、何故もっと早くに医師に相談しなかったのかと思います。
だから、もし生まれ変わってくるとして、健康に生まれたら何処でもマリモを可愛かってくれる人の元で暮らせばいいし、我が家に帰ってきてもいいですが、万が一病気を背負ってしまった場合は、絶対に私のところへ帰ってきて欲しいです。
もしマリモが帰ってきたら姉妹逆転?
そんな風に、もしマリモが生まれ変わったらと考えていると、ピリカとマリモの2匹と暮らす生活を思い浮かべたりします。
でも、そうなると、生まれ変わるマリモは0歳ですからピリカがお姉ちゃんということになりますね。あんな気が強いわんぱくなお姉ちゃんがいたら、優しかったマリモもママを手こずらせるお転婆娘になるのかな?ピリカ級の暴れん坊が家に2匹もいたら、我が家はそれこそ大騒ぎになってしまうでしょう。私はお転婆ヨーキー姉妹のお世話で倒れてしまうかもしれません。
そんな日がいつか来るのか来ないのか。毎月19日はただただマリモが健康に生まれ変わり、幸せな生活を送れるよう、昨日は仏壇に向かい手を合わせました。