まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

まりも物語:まりも33回目の月命日

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まりも33回目の月命日

こんにちは。

毎月19日はマリモの月命日でした。早いもので33回目になります。

昨年から激動が続く我が家ですが、マリモがしっかり見守ってくれるおかげで何とか全員無事に過ごしています。しかし、波乱は続くものでマリモの月命日だった19日の夜また大事件が!

母の入院

19日の夜、単身赴任先に帰る夫を見送ってから夕食を終えてピリカとのんびりしていると、母のスマホから電話がかかってきました。週末の夜に電話なんて珍しいなと思いながら電話にでると、相手は母ではなく救急隊員の声。

母が近所のコンビニまで買い物に行った帰りに道路と歩道の段差に躓いて転倒、救急搬送されたのです。当日はとりあえず病院に駆けつけたものの、手続きだけして帰宅。一昨日は医師から検査結果と治療の説明を受けるために再び病院に行きました。

医師の説明を聞きながら母の背骨のMRI画像を見ると、腰椎が数カ所潰れています。もともと骨粗鬆症が進んでいた母は、転倒した際に一気に複数の骨が潰れてしまい、痛みを止めるには手術が必要とのことでした。

骨が潰れた部分に人工骨を注入して補強する手術で、1時間程度で終わる簡単なものなのですが、全身麻酔をかけることと、母が80歳と高齢のため、私も手術立ち会いの為に、今、病院に来ています。

ただ、今はコロナの面会制限で手術前後も面会はできません。手術時間までに病院に行き、手術室の近くで終わるまで待つだけです。せめて少しでも面会できればとは思うのですが、こればっかりは仕方ないですね。

退院後の生活

手術が成功して痛みが止まったとしても、問題は退院後の生活です。今回の手術でどの程度の回復が見られるかにもよりますが、きっとかなりサポートを増やしていく必要があるでしょう。

本人は自宅でこれまで通りの一人暮らしを望んでいますが、どうなるかは今後の回復次第です。杖を付いてなら1人で歩けるのか、歩くには補助が必要になるのか・・・。

医師の話では骨粗鬆症の高齢者の場合は、人工骨で補強してもリハビリ中に別の骨が潰れてしまったりすることがあるそうで、個人差が大きく、とにかく手術してリハビリしないと先は分からないとのことでした。

母は腰がかなり痛むものの、元気も食欲もあり、リハビリすればまだまだ動けると思っていますが、ちょっと躓いた程度で腰椎が4ヶ所も潰れるほどに骨粗鬆症がに進んでいるのであれば、そう回復しない可能性の方が高いでしょう。

兄とも役割分担を

私には兄がおり、兄夫婦も心配はしていますし、多少手伝ってくれますが、やはり最後は私が頑張ることになりそうです。夫も単身赴任中とはいえ、出来る限りの協力はすると言っています。

これまで、兄は仕事が忙しいからと基本的に母の世話は私が担当していましたが、今の私には札幌の義父もいるので、兄にもちゃんと役割を分担してもらう必要があります。

昭和な考えの母は、息子に家事や介護させるのは嫌だと言いますが、もうそんな勝手な理屈に付き合ってはいられません。兄にはとことん甘い母のこと、「娘がいるのに息子に介護させるなんて」と騒いでいますが、私はいずれ札幌に引っ越します。もちろん引っ越しても札幌から通ってきますが、その点も踏まえて兄とは話し合う予定です。

とりあえずは、病院のソーシャルワーカーさん、ケアマネさん達と色々と連絡を取り合い、母の退院に向けて準備を始めていく予定です。

札幌の義父も

再来週に札幌に行って、義父宅のリフォームの見積もりや、ケアマネさん、ヘルパーさん、訪問医さんとの打ち合わせを予定しています。再来週はまだ母は入院中なので私も動きやすいですが、これからは今までのように「何かあれば翌日には駆けつける」とはいかなくなりそうなので、その辺も色々話さないといけません。

サポート体制はほぼ整ったとはいえ、まだ調整が必要な部分もありますし、何より義父が私の顔を忘れないように札幌には通う必要があります。

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暫くは大忙し

去年からのドタバタ劇が落ち着いてきたと思ったら、また母の入院&手術ですから、更にドタバタしそうです。ピリカはお留守番が増えるかもしれませんが、協力してもらうしかありません。そのかわり、家にいる時はたくさん遊んであげようと思います。

どんなにドタバタ続きでもいつかは落ち着きますから、とりあえずは落ち着いて目の前の問題を一つ一つ潰していくしかないですね。

マリモの月命日に入院した母。まだ手術は終わりませんが、無事に終わるようマリモにも見守って欲しいです。