まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

まりも物語:15回目の月命日と3回目のまりも 記念日

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2018年8月、初めて会った日のマリモ。

15回目の月命日と3回目のまりも記念日

こんにちは。

新型コロナは相変らず感染者が増え続けていますね。休職してからは買い物以外はとにかく引きこもって感染予防に努めています。毎日ワクチン接種の予約を試みていますが、全然空きがありません。第5波はいつ収まるのでしょうね・・・

8月17日は3回目のまりも記念日

一昨日は3回目のまりも記念日でした。実際には1回しかお祝いすることがなかった記念日ですが、マリモが旅立ったとはいえ我が家にとっては大切な記念日です。

最初で最後のまりも記念日の少し前、私は来年もお祝いできるようにと仕事帰りに職場近くの神社にお参りしましたが、マリモは2回目の記念日を迎える前に旅立ちました。

マリモが我が家にやって来た日のことは今もよく覚えています。猛暑の中での移動だったので、夫と2人であれこれ暑さ対策をし、片道1時間半かけて電車で迎えに行きました。帰りの電車ではマリモが吠えないか心配だったのですが、マリモはほぼ吠えることもなく、とても良い子にしていてくれました。

marimotan.hatenablog.com

あの時の小さい体にポンポコリンお腹のマリモの可愛い姿を忘れることはありません。あの時の私は、不安げな顔でちょこんと座るマリモを見ながら、これから楽しいことがたくさんあるはずと色々想像していました。

1年後のマリモ記念日は、マリモの腎不全が発覚し通院生活が始まっていたとはいえ、マリモはまだまだ元気いっぱいで、通院が大変だったけれども毎日楽しく暮らしていました。

ちょうど土曜日だったので夫と2人で張り切ってデパ地下に惣菜を買いに行き、マリモ用にケーキも買ってお祝いしたのが昨日のことのように思い出されます。昨日食べた夕飯の献立は忘れちゃっていても、2年も前の夜のことはしっかり覚えているのだら不思議ですね。

marimotan.hatenablog.com

あの夜、マリモは出してあげたケーキをペロリと平らげました。マリモは腎不全の為にいつも食欲が無く、食事には凄く苦労していたので、ケーキを一気に食べる姿を見て、来年も絶対同じケーキでお祝いしようと思ったものです。残念ながら次の年からケーキはマリモの仏壇に供えることになりましたが、これからもずっと「まりも記念日」には同じケーキをお供えしようと思います。

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15回目の月命日

そして今日はマリモの15回目の月命日です。マリモと一緒に暮らした日々からもうすぐ1年半が過ぎてしまうなんて信じられない気分です。マリモは時々帰ってきているように感じるので、あまりマリモの存在を遠く感じることはありませんが、改めて考えると随分時間が過ぎたんだなと思います。

コロナ禍で夫が在宅勤務になってから我が家に来たピリカは、絶えず夫が家にいるので長時間1人になることはありませんが、マリモは私が仕事に行っている間は1人でお留守番でした。

生後8ヶ月目に腎不全が発覚して10ヶ月目から私が仕事を始めたのでお留守番生活が始まったマリモ。元気な時はまだしも重度の尿毒症になってからはさぞ心細かったことでしょう。私もマリモを置いて家を出るのが辛く、仕事中も気になってい方ありませんでした。本当は家に居てあげたかったけれど、医療費を考えると仕事を辞めることはできません。きっとマリモは不安だったことでしょう。

それに当時は夫も朝は7時過ぎに出勤し、夜は21時頃まで帰りませんでしたから、マリモが大好きなパパに甘えられるのは、平日の夜と週末だけでした。あの当時も私達に出来る限りのことはしていたと思いますし、その点に関して後悔があるわけではないのですが、それでもやはりマリモが不憫で仕方ありません。

コロナ禍の緊急事態宣言で夫も私も在宅になり、最後の1ヶ月半は毎日一緒に過ごせたことが今となっては救いです。

マリモ記念日と月命日が1日おきで続き、泣いてばかりいる私に夫は半ば呆れて顔(−_−;)。でも悲しいものは仕方ないので、普段はさておきマリモ記念日と月命日は泣き虫ママのままでいいやと開き直っています。

 

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