まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

ぴりか日記:避妊手術の日の出来事

f:id:Marimotan:20210208174340j:plain

ピリカは今夜は病院に一泊しています。

避妊手術の日の出来事(過呼吸

こんにちは。

今日はピリカの避妊手術の日です。

避妊手術を予約した日から何となく不安を感じていましたが、普段通り過ごしていました。しかし、昨日は不安感が高まって表情に出てしまっていたようで、ピリカもちょっと神経質に・・・。

これはいけないと思い、ピリカのお世話は夫に任せて私はあまり近づかないようにしていましたが、ピリカはやはり何かを察したのか落ち着かない様子でした。

今朝は朝に軽いお散歩を済ませた後で、私がピリカを病院に預けに行ったのですが、何となく嫌な胸騒ぎを感じ、何の問題もない手術が怖くてなかなか病院を立ち去ることが出来ません。マリモの時からお世話になっている看護師さんが「マリモちゃんの時のこともあるし不安ですよね。でも、大丈夫ですよ。」と声を掛けてくださり、やっと帰ってきました。

久々の過呼吸

いくらマリモの時の嫌な記憶があるとはいえ、いい加減に気持ちを落ち着かせねばいけません。そう思って家に戻りお湯を沸かそうとしたその時、突然強い動悸がして、深呼吸をしようと思い息を吸い込んだら過呼吸に陥りました。

私が過呼吸に陥ったのはこれが初めてではありません。かつてパニック障害と鬱で療養生活を送っていた時には数えきれないほど過呼吸の発作を起こしました。あれからもう10年以上が過ぎ、たまに動悸や過呼吸があるもの、ここ数年は何事もなく、すっかり過去のこと、終わったことになっていたはずなのに、久しぶりに急に息をうまく吐けない苦しさを感じた私は気が動転し、夫に助けを求めました。

幸いすぐ近くに夫がいて、すぐにソファーに運んで楽な姿勢をとらせてくれたり背中を軽く摩ってくれたりしたので、ものの数分で治りましたが、久々のことに本当にびっくりです。

その後、暫く横になって休むと気分も良くなり普段通りに戻りましたが、これしきのことにこんなに動揺してしまうのかと思うと、我ながら本当に情けない気持ちになりました。

f:id:Marimotan:20210208175017j:plain

ピリカのことは、きっとマリモも見守っていてくれるはず。

10年かかってもコントロールできない

私がパニック障害と鬱で療養したのは10年以上も前の話です。その後は数年かけて社会復帰し、マリモをお迎えするまでフルタイムで普通に働いてきました。元々かなり仕事好きな方で、多少働き過ぎではあったものの、毎日楽しく働いでいたのにパニック障害で療養を余儀なくされた時には本当に自分に失望したものです。

でも、その後必ず社会復帰をしようと治療とリハビリに励み、周囲の理解と応援もあって普通の生活は取り戻しましたが、今も何かの拍子に強烈な不安や動悸を感じることがあります。大概は何とかやり過ごせますが、今日は深呼吸しようと大きく息を吸い込んだとたん過呼吸が始まり、その場に蹲って動けなくなってしまいました。10年以上も過ぎても、やはり完全に過去のものにはならないし、上手くコントロールすることもできません。

明日はピリカが帰ってきます

明日の夕方にはピリカが退院してきます。傷口は小さいとはいえ術後ですし、全身麻酔のついでにまだ抜けていなかった乳歯も抜く予定なので、麻酔が切れてからは痛みや気持ち悪さを感じているかも知れません。

術後暫くは注意深く様子をみることは当然ですが、何よりピリカが安心して過ごせるよう、私が落ち着いて環境を整えてあげないといけませんね。間違っても手術を終えたばかりのピリカの前で過呼吸になったりしないよう気をつけたいと思います。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村