まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

ぴりか日記:トラウマになった?

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トラウマになった?

こんにちは。

関東もついに梅雨入りしてジメジメした日が続いています。昨日はお散歩中に急に雨が降り出して、ピリカは私が抱えて走ったのでほぼ濡れずに済んだものの、私はずぶ濡れでした。

今日はお天気も良く私もお仕事お休みなので、昨日の分までいつもより長くお散歩に。ピリカも張り切って元気に歩いてくれました。

トラウマになった?

最近、ピリカは小さい子を凄く怖がるようになりました。3〜6歳ぐらいの子が近づいてくると、お友達と遊んでいる途中でも尻尾を下げて必死に逃げようとします。

実は5月の連休明けぐらいに一つアクシデントがありました。私がピリカといつもの公園でボール投げ遊びをしていた時のことです。天気も良かったので公園では何組かの親子がピクニックをしており、子供達が元気に走り回っていました。

そのうち3〜4歳ぐらいの女の子が近づいてきて、ボールを投げたいと言ってきたので、私は特に考えもせず女の子にボールを渡しました。そして女の子がピリカの前方にボールを投げると思い、走る準備をしていると、何とその子はピリカに向かってボールを投げてしまったのです。

小さい子なのでそう遠くには投げられないだろうと、女の子の直ぐ近くでボールが投げられるのを待っていたことに、意外と強い力で投げられこともあり、ボールはピリカの顔面を直撃、ピリカは「ギャン!」と声を上げました。

女の子は事態が飲み込めずポカンとしていましたが、気付いたお母さんがすっ飛んできて私とピリカに謝罪し、女の子を叱りました。叱られている時の様子からしても、女の子は全く悪気はなく、たまたまピリカに当たってしまったようです。私はピリカを抱き上げて落ち着くまでベンチに座らせていましたが、幸いすぐに落ち着いてボール遊びの続きを始めました。

女の子のお母さんはその後ももう一度謝りにきて女の子にはよく言って聞かせたこと、ピリカに痛い思いをさせて済まなかったことを真摯に謝ってくれましたし、ピリカは普段通りにしていましたので、私もその場は「この子は大丈夫ですよ。こちらこそ小さいお子さんに対し不用意でした。」と言って終わりました。

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小さい子が怖い?

その後、ピリカに変わった様子はなく、公園でもいつも通り元気に遊んでいました。

しかし先日、仲良しのムック君とはんぺん君と最近ハマっている鯖のおもちゃで遊んでいる最中に3歳ぐらいの女の子が近づいてきた時、ピリカは急にムック君達を放ったらかして、必死にに公園の外に出そうとしました。そしていつも強気な子が尻尾を下げて表情は明らか怯えています。

どうしたのだろうと暫く様子を見ましたが、ピリカの尻尾は上がることがなく、とにかく公園から出ようと必死です。私は遊びを一旦切り上げてピリカを公園の外の道にだしました。すると途端にいつものピリカに戻り、再び意気揚々と歩き出したのです。

また別の日にも、夕方に公園を歩いている時に先日と同じ女の子が近づいてきました。するとピリカは先日と同じように怯えて、公園の外ににげようとし始めました。やはり子供が怖いようです。

思い当たることは5月の顔面ボール事件しかありません。あの後、特にボールや公園を怖がる様子も有りませんでしたし、たまに家で遊んでいる時に私が投げたボールがピリカに当たってしまうことがあっても、全く怖がることはなかったのですが、どうやら顔面ボール事件がトラウマになり、小さい子供が苦手になってしまったようです。

ボール事件以来、ピリカにボールをぶつけた子には会っていませんが、別の子でも小さい子は危険と思うみたいで、以前から遊んで貰っていた子供達は相変わらず大好きなのですが、それ以外の小さい子は全然ダメになってしまいました。

あのボール事件の時、不用意に小さな子供にボールを渡してしまったことが悔やまれますが、暫く小さい子供との接触を避けるしか無さそうです。

我が家の近所は若い子育て世代がとても多く、小さい子供もたくさん居ます。犬好きな子も多く、ピリカを触りたがる子もいるのですが、ピリカが怖がるのであれば仕方ありません。本当に不用意な事をしてしまいました。

少し時間が経てばまた誰でも大丈夫なピリカに戻るのか、このまま小さい子供は苦手なピリカになってしまうのかは分かりませんが、気をつけて見守ろうと思います。