まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

乳がん生活:治療の記録⑩ホルモン剤

f:id:Marimotan:20250707151143j:image

治療の記録⑩ホルモン剤

こんにちは

札幌に来て約3週間が経ち、やっと荷解きも終わってきました。ピリカは近所にお気に入りの公園を見つけて、毎日元気にお散歩しています。

暫く乳がん治療の記事は書いていませんでしたが、今日の記事では現在服用中のホルモン剤について書きたいと思います。

昨年11月以降のタイムライン

昨年記事を書き始めた時からだいぶ時間経ったので、放射線治療以降について改めてタイムラインを書きました。 

2024年

〈11月〉

7日   放射線科受診

17日 放射線科受診(放射線治療の準備)

25日 放射線治療開始(12月27日まで)

〈12月〉

18日 ホルモン剤服用開始

27日 放射線治療終了

2025年

〈1月〉

8日  乳腺外科受診 ホルモン剤5年服用確定

29日   放射線科受診 経過観察に入る

〈4月〉

2日 半年検診(エコー検査)

〈8月〉

9日 一年検診その①

   ・骨密度測定、採血、CT撮影(首から骨盤まで)

13日  一年検診その②

   ・マンモグラフィー、エコー検査

   ・検査結果説明

札幌引越しに伴い転院

ホルモン剤

私の乳がんはルミナールa(下記参照)、ホルモン剤が効くタイプなので放射線治療後も5〜10年のホルモン剤治療があります。ホルモン剤は閉経前後で服用する薬が変わりますが、私の場合は既に閉経しているので薬剤はアロマターゼ阻害剤を、そしてステージ1の早期発見で増殖率(Ki67:10%)も高くないことから、5年間の服用を提案されました。

ホルモン剤治療については下記をご参照ください。>

www.tokyo-breast-clinic.jp

服用開始

ホルモン剤の服用は放射線治療中の12月中旬から始まりました。ホルモン剤放射線の順番は人によって違うそうで、私は病理検査結果から放射線治療までの期間が短かったため、「放射線ホルモン剤」でしたが、放射線治療まで少し時間が空いてしまう場合には、先にホルモン剤服用が始まる場合もあるそうです。

放射線治療を受けるにあたり、大事なのはとにかく5週間連続になる治療を休まずやり切ること。

放射線治療中は、個人差が大きいですが人によってはかなり倦怠感が出ることもあります。その上にホルモン剤の副作用が重なって体調を崩すのは何としても避けたいところなので、主治医と相談した結果、治療が後半戦に入った12月中旬から服用を開始することにしました。

副作用とQOL

ホルモン剤の副作用としては関節痛やホットフラッシュなどがあります。体験談を読むと、かなり辛い副作用が出ている人もおり、服用が始まるまでは不安を感じていました。

医師の話でも、やはり強く副作用が出る方がいるそうで、途中で服用を中止する人も少なくないのだとか。また、私は再発・転移リスクが低い部類に入るので、副作用の出方次第では、無理に飲み続けて体調不良が続くより、中止した方が良い場合もあるそうです。

そして、12月も半ばを過ぎて放射線治療が後半に差し掛かった頃、再び主治医との面談があり、とりあえずは1ヶ月間服用してみて、特に辛い副作用が出なければ5年間継続することを提案されました。

5年継続決定

こうして年末年始を跨ぐ形でホルモン剤お試し服用が始まりましたが、始まった当初は既に放射線治療の副作用で毎日倦怠感がありました。

その上に特にホルモン剤の副作用が重ならないか不安でしたが、幸いホルモン剤由来の副作用を感じることはなく、無事に放射線治療を終ることができました。

そして、お試しの1ヶ月間に特に大きな副作用は無く、そのまま5年間継続が決まりました。

その後、現在に至るまで多少の副作用(ホットフラッシュ、手指の関節痛)を感じることはありますが、日常生活に支障が出るほどの強い影響はありません。仕事は普通にできていますし、ピリカのお散歩も毎朝行ってます。

f:id:Marimotan:20250726205601j:image

ただ、洋裁は調子の良い日でないとちょっと辛いかな〜と思います。やはり手指に痛みが出ると、パソコンのキーボードは打てても細かい針仕事は難しい・・・。

医師の話では、一般に関節痛は徐々に治ってくるそうなので、関節痛軽減のためのストレッチを毎日やりながら、無理せず少しずつ洋裁も再開したいと思っています。

骨密度検査

その他の副作用としては、アロマターゼ阻害剤は、骨粗鬆症が進みやすいという副作用があります。こちらは体感ではわからないので少々厄介ですが、今後は病院で定期的に骨量検査をうけることになりました。

先日、1年検診で初めての骨密度検査を受けたところ、私の骨密度は同年代女性との比較で120%、20代女性と比較しても109%もあり、骨に関しては、今のところ大丈夫そうです。

1年検診では骨密度検査の他に、CT撮影や腫瘍マーカーなどの検査があり、そちらについてはまた別の記事で詳述したいと思います。

ぴりか日記&札幌移住計画:ぴりか5歳のお誕生日とピリカ家の決断

f:id:Marimotan:20250705204355j:image

ぴりか5歳のお誕生日:ピリカ家の決断

こんにちは。前回記事から2ヶ月以上も過ぎてしましました。久しぶりの更新になる今日は、6月のピリカの5歳のお誕生日について、そして我が家の札幌引越しについて書きたいと思います。

ぴりか5歳のお誕生日

もう2ヶ月も前のことになりますが、6月21日にピリカは5歳のお誕生日を迎えました。今年は久しぶりに夫も揃ってのお誕生日です。大したことはしませんが、ちょっと豪華な夕食でお祝いしました。

f:id:Marimotan:20250705205259j:image

デザートはピリカが大好きなママのカボチャプリン。かぼちゃと卵と豆乳だけで作るシンプルなプリンですが、ピリカはこのプリンが大好き。市販の犬用ケーキより喜んで食べてくれるので、お祝いの時はいつもこのプリンです。

いつも元気いっぱい笑顔いっぱいのピリカには、これまでたくさんの力をもらいました。これからも、いつまでも、健康で元気いっぱいのピリカでいて欲しいと思います。

f:id:Marimotan:20250730152525j:image

ピリカ家の決断 -遂に札幌移住-

さて、ブログ更新をサボっていたこの2ヶ月間に、何をしていたかと言うと、遂にピリカ家は札幌に引越しました!

2017年から横浜市に暮らし、2018年にはマリモを、2020年にはピリカをお迎えしてきた我が家。

特にピリカのお散歩デビュー以降は近所に犬友達もできて、山あり谷ありでも楽しく暮らしてきました。

そんな住み慣れた場所を離れることは躊躇われましたが、この度、遂に長年考えてきた札幌移住を決行し、お盆明けに引越しました。

このタイミングになった理由は色々ですが、夫が定年退職したこと、私の癌治療が一段落したこと、義父が93歳になって、ますます衰えてきたこと、私の仕事は完全在宅なので転居しても問題ないこと、などでしょうか。

そしてあくまで「良い物件があれば・・・」というスタンスで不動産会社に物件探しを依頼したところ、程なくして義父宅の近くにペット可のとても良い賃貸物件が見つかったのです。

f:id:Marimotan:20250730152608j:image

お友達とも暫しのお別れ

こうしてとんとん拍子に進んで行った札幌移住ですが、胸が痛むのはピリカのことでした。ずっとこの家で育ち、ご近所の人たちに可愛がられ、お友達もたくさんいます。それにマリモの時からお世話になった獣医さん、トリマーさん、トレーナーさんなど、たくさんの人とお別れしなければなりません。

しかも横浜↔︎札幌は気軽に行き来できる距離ではないので色々悩みましたが、ピリカがお友達に会えなくなる分は私達がしっかり可愛がってあげることにして、ここは私達の都合を優先させてもらうことにしました。

ご縁は大切に

引越しを決めて、友人や近所の犬友達に話したところ、友人も犬友達も一様に寂しがっていました。とはいえ、友人達は寂しがる反面、札幌に遊びに行くことを楽しみにしている面もあり、実は既に泊まりに来る予定もチラホラ・・・。

私はこれまでもオーストラリア、福岡、神戸に暮らしてきましたが、みんなチャンスがあれば「ヒョイ」っと遊びに来てくれたので、今回もきっとたくさん遊びに来てくれるでしょう。私も年に数回は母の様子を見に帰ってきますから、友人に会う回数はあまり変わらない気がします。

しかし、近所の犬友達は皆さんとても寂しがっていました。やはり犬を連れて札幌まで来るのはなかなか難しいですし、みんなパピーの頃から仲良しですから、気軽に会えなくなるのは私もピリカも寂しい限りです。

f:id:Marimotan:20250829204506j:image

札幌↔︎横浜の往復は長距離移動にはなりますが、幸い「帰ってきたら是非ウチに泊まって!」と言ってくれる犬友達もいるので、少なくとも年に一回はピリカと一緒に帰って来ようと思っています。

f:id:Marimotan:20250829204335j:image

思えばピリカとの生活が始まったのは長いコロナ禍の始まりの頃。なかなか出かけられず友人にも会えない中で楽しく暮らせたのは犬友達に恵まれたからに他なりません。

特に夫の単身赴任中にコロナに感染した時や、昨年の乳がん治療中には色々と助けて貰いました。同年代の人が多く、犬繋がりだけでなくこれからずっと仲良くできそうな人達です。

距離は離れてしまいましたが、古くからの友人も、この街でピリカを通じて出会った友人も、全てのご縁はこれからも大切にしていこうと思います。

まりも物語:まりも7歳のお誕生日と5回目の命日

f:id:Marimotan:20250621204324j:image

まりも7歳のお誕生日と5回目の命日

こんにちは。

暑くなりましたね。まだ梅雨明け前なのに真夏かなり遅くなってしまいましたが、まりもの7歳のお誕生日と5回目の命日について書きたいと思います。

7歳のお誕生日と5回目の命日

5月2日はマリモの7歳のお誕生日、19日は5回目の命日でした。お誕生日には大好きだった鶏のササミとさつまいもをお供えしてお祝いし、命日には茹でカボチャとヨーグルトをお供えして、夫と2人、遺影の前で静かに手を合わせました。

お空に旅立ってから5年も経つのだから、マリモはもう生まれ変わっているかもしれません。でも私はマリモはまだまだお空から我が家を見守っていると信じています。

以前から私が体調不良に陥ると様子を見に来てくれたマリモ。昨年手術を受けて退院しできた日にも、私を心配して会いに来てくれました。

あの時はウトウトしていて身体は動かせなかったとはいえ、ピリカと夫が遊んでいる声はしっかり聞こえていました。

だからあの時私のところにやってきた犬は絶対マリモだったと信じています。優しかったマリモのこと、人生初の手術を受けたママを心配していたに違いありません。

お転婆ピリカが怪我もなく元気に暮らしているのも、きっとマリモが見守ってくれているのでしょう。これからもしっかり見守っていて欲しいと思います。

お空に旅立ったお友達

あまり他の犬と触れ合う機会が無かったマリモには、犬友達は殆どいません。先日そんな生前のマリモを知る数少ないお友達がお空に旅立ちました。

同じマンションの別階に住んでいたジャックラッセルテリアの女の子。享年11歳。今年1月に悪性リンパ腫と診断されて、抗がん剤治療を頑張っていましたが、約1ヶ月の闘病を経てお空に旅立ちました。

ワンコを大変可愛がっていた飼い主さんご夫婦の悲しみは深く、かける言葉も見つかりませんでしたが、ピリカと2人、お別れに伺わせていただきました。

11歳は老犬に入りますが、昨年までは元気いっぱいだった子でした。だから飼い主のご夫婦は、まだまだ一緒に居られると思っていたそうです。

同じマンションなので、何かと顔を合わせる機会が多く、お散歩中に会うと家まで一緒に帰ってきたり、ピリカにとっても良いお友達だったワンコちゃん。抗がん剤治療中でも元気にしていたのに、本当に急なお別れでした。

f:id:Marimotan:20250621205225j:image

限りある命だから

マリモと暮らした日々の大半は、病院での検査に一喜一憂し、後半はいつ旅立ってもおかしくないなかで、必死に回復を祈る日々でした。そして、遠からず訪れる旅立ちの日を絶えず意識させられていました。

今、元気いっぱいの可愛いピリカと暮らしていると、この楽しい日々がずっと続いていくような気がしてきますが、全ての命には終わりがあります。

今回のジャックラッセルテリアちゃんとのお別れは、ピリカと暮らせる毎日がいかに貴重で幸せな日々かということ、そしてピリカと暮らせる時間には限りがあることを思い知らされました。

ピリカとの時間をもっと大切に

バタバタと慌ただしい毎日を過ごしていると、あまりピリカの相手をすることなく1日が終わってしまいます。

朝のお散歩だけは何があっても一緒に行って、ピリカの気が済むまで歩かせていますが、暑くなってくるとそうそう散歩もできません。

夜、夕食の片付けをしている私の近くでちょこんと座り、私の手が空くとボールを咥えて尻尾フリフリで足元にやってくるピリカ。

どんな時にも元気いっぱいな我が家のムードメーカーです。飼い主としてピリカが元気に暮らせるように最善を尽くし、この限りある幸せな日々をしっかりと噛み締めていきたいと思います。

 

乳がん生活:治療の記録⑨放射線治療まで

f:id:Marimotan:20250524171459j:image

治療の記録⑨放射線治療

こんにちは。

今日は今日は先日の記事の続き、放射線治療について書きたいと思います。

marimotan.hatenablog.com

放射線治療

病理検査の結果が出て、抗がん剤治療無しが確定すると、次は放射線治療です。

この治療は手術で取りきれなかった微細な癌細胞を死滅させることで、転移や再発を減らすためのもので、乳がんで部分切除を受けた場合には必ず受けることになります。

私が通っている病院では、放射線治療は1回2グレイの照射25回(合計50グレイ)コースと、1回の照射が少し多めで回数が少ない16回(合計は42.56グレイ)のコースのどちらかを選ぶことができました。

この治療は月〜金まで毎日ぶっ続けで通うことになりますから、体力的には16回の方が負担は少ないでしょう。しかし私は医療保険の関係や(放射線総量が50グレイを超えると日帰り手術扱いになり手術給付金が出る)、病院が近くで通院が楽なことから25回(50グレイ)のコースを選びました。

ここの病院では、放射線治療は治療は最初に日程と時間帯の枠を押さえ、基本的に毎日同じ時間に通うことになります。

仕事との兼ね合いを考えると、朝の時間にしたかったのですが、その時間帯は暫く空きがないとのこと。なるべく早く始めたかった私は、1番早く開始できる11月25日〜12月27日の14:30〜の枠で日程を決め、仕事に関しては、昼休み時間を14:00〜15:30に変更することで対応することにしました。

治療が始まるまではランチ三昧

乳がん発覚以降、ほぼ引きこもり生活をしていた私は、手術後に友達に会うことをとても楽しみにしていました。

今回の治療で一番の支えになってくれたのは夫とピリカですが、友達からも色々支えて貰ったと思います。

だから手術が終わって一段落してからは、ほぼ毎週、誰かとランチしていました。

夫は心配していましたが、やっぱり女同士のお喋りって楽しいもの。たくさん話して元気を貰いましたし、出かけることが良いリハビリにもなりました。

それに、放射線治療が始まると気軽に友達には会えなくなります。だから手術後、次の治療が始まるまでの時間は貴重ですし、この時にたくさん出かけておいたのは大正解だったと思っています。

f:id:Marimotan:20250602200647j:image

放射線治療の準備と副作用

放射線治療の前には放射線科で治療回数や副作用、治療中の注意事項についての説明を受けました。

この治療は施術自体はほんの数分で痛くも痒くもありません。毎回ただ台の上に寝転んでいるだけで終わります。ただし、5週間毎日通院はやはり大変ですし、副作用もあります。

副作用については下記のホームページに分かりやすく説明してあるので、ご参照ください。

oshiete-gan.jp

副作用に気をつける以外にも、放射線治療は以下のような注意事項があります。

〈注意事項〉

・皮膚に刺激を与えない。

(入浴剤は使わない、温泉やプールには入らない、洗う時は擦らない、など)

・身体が怠い時にはしっかり休む。

・身体を締め付けない服(下着を含む)を着る。

衣類に気をつけて、倦怠感が出たら休もう

特に大切だと思うのは締め付けない下着の準備です。私は大きめサイズのブラトップでもアンダーバストに入っているゴムがダメで、途中でゴムが入っていない下着を購入しました。

www.gunze.jp

あとは倦怠感を感じたら絶対に頑張らずに休むこと。私は毎日普通に仕事をしながら通院しましたが、2回ほど倦怠感と吐き気で早退しました。

副作用の出方には個人差が大きいですが、私の場合、倦怠感はずっとあったわけではなく、2週目の後半辺りから倦怠感や軽い目眩、吐き気を感じるようになりました。しかし3週目に持ち直して普段通りに戻り、その後倦怠感を強く感じたのは最終週ぐらいです。

それでも毎朝休まずピリカの散歩は行ってましたから、動けないような辛さではありませんでした。

f:id:Marimotan:20250602203608j:image

また、皮膚炎に関しては放射線科の医師がびっくりするくらい軽く、少し変色した程度でほぼ変化無しで終わりました。しかしやはり皮膚への負荷は大きかったのでしょう。治療が終わって数日後に久しぶりにブラトップを着たら、ゴムの部分の皮が酷く剥けて病院で軟膏を出してもらうことになりました。また、治療中から治療後2〜3ヶ月間はウールやフリースなど生地はチクチクして着られず、特にフリースを着て静電気が起きた時は、かなりの痛みを感じました。

気分は消化試合

そんな何かと大変な放射線治療ですが、私の場合はステージ1が確定していたこともあり、精神的には手術前よりかなり楽になっていました。

体力的には負担が大きかったものの、気分は消化試合というか、もう勝負はついていてゴールに向かってラストスパートかけてるような感覚でした。

現在の乳がん治療では、私のような早期の癌の場合、殆どが部分切除で放射線治療を受ける方が多いと思います。

現在治療中の方、これから放射線治療の方は不安だと思いますが、挫けずに頑張って欲しいと思います。

乳がん生活:治療の記録⑧退院から病理検査

f:id:Marimotan:20250510112233j:image

治療の記録⑧退院から病理検査

こんにちは。あっという間にGWも終わって、もうすっかり初夏の気温ですね。

今回は前回に引き続き、退院後から病理検査の結果が出るまでを書きたいと思います。

marimotan.hatenablog.com

手術後の通院

手術後、最初の通院は退院から10日目でした。傷の上を広く覆っていたテープを剥がして、傷口の治り具合を確認してもらうだけのごく短い診察ですが、このチェックで問題が無ければ、この日までシャワーのみだった入浴が湯船解禁になります。

そして、診察の結果、経過は良好でお風呂も温泉も解禁!早速ピリカを連れて温泉に行く計画を立てて、箱根に出かけました。

marimotan.hatenablog.com

病理検査結果

病理検査の結果を聞いたのは10月23日のことです。当初は10月9日の予定でしたが、何故か結果がなかなか届かず、結局、2週間ほど待たされることになりました。

そして待ちに待った検査結果では、サブタイプや増殖率は最初の針生検と同じだったものの、腫瘍の大きさは7mmから1cmになっていました。

1cmと聞いた当初は、短時間で随分大きくなったと思いましが、医師曰く、手術前はあくまで画像診断なので、この程度の誤差はよくあることなのだとか。

なので私の腫瘍は発見された時点で1cmあったと思われ、私の場合(増殖率10%)ではこの短期間で腫瘍が大きくなったわけではないそうです。

また、手術時の簡易検査で転移無しとされていたリンパ節については、病理検査でも転移は無かったことが確認され、この時点でステージ1と抗がん剤治療無しが確定しました。

marimotan.hatenablog.com

ホルモン剤治療の選択

病理検査の結果が出ると、その先の治療を選択しなければなりません。私は部分切除だったので放射線治療は確定として、ホルモン剤治療を行うかどうかの選択をすることになりました。

医師の説明では、私のサブタイプ(ルミナールa)で腫瘍の大きさが1cm未満の場合には、元々の生存率が高いため、ホルモン剤治療をしてもあまり生存率が高くなるわけではないのだとか。

私の場合も、10年後生存率は

と、あまり変化はありません。その上、ホルモン剤治療は長期間に及び、人によってはかなり辛い副作用が出るそうです。

主治医の方針としては、1cm未満ならホルモン剤は無し、1cm以上なら有り、としているそうなのですが、私の腫瘍はちょうど1cm。判断が難しいところでした。

医師は、どちらにするべきかは口にせず、あくまで私の判断に任せましたが、口ぶりからはあまり勧める気はなかったように思います。

同じような状況の患者さんを見ても、ホルモン剤を飲む人、飲まない人はほぼ半々だから副作用が強ければ打ち切りもありだと、初めから服用は必須では無いというスタンスで話していました。

主治医から渡された資料によると、ホルモン剤の主な副作用としては更年期症状で有名なホットフラッシュのほか、関節痛も多いのだそう。

私としても生活に支障が出るような副作用を考えたら、服用しないで済むならその方が良いかもしれないと思いました。

〈ご参考〉

www.tokyo-breast-clinic.jp

副作用とのバランス次第

結局、その場では結論が出ず、この生存率の2%の差をどう捉えるか、副作用とどう対峙するか散々悩んだ末、夫とも相談して、私はとりあえずホルモン剤治療を受けることに決めました。

副作用は怖いですが、僅かでも生存率が上がるなら、やはり確率が上がる方を選びたいと思ったのと、万一再発転移が起こった時にホルモン剤治療を受けていれば良かったと後悔したく無かったからです。

主治医とももう一度良く相談し、先ずは服用してみて、副作用次第では打ち切りを検討ということになっています。そして今のところ、多少の体調不良や関節痛はありますが、強い副作用は出ていません。

ただ、体感しにくい副作用として骨量の低下や肝臓への負担などあるそうなので、その辺は定期的にチェックしながら進めていきたいと思います。

放射線治療

病理検査結果を聞いた日は放射線治療についての説明も簡単に受けることになります。

ただ、放射線治療は乳腺外科ではなく、放射線科になるため、主治医からはざっくり説明を受けた後、放射線科の予約を入れてもらい、詳細な説明は放射線科受診の際に受けることになりました。

放射線治療については、また次回の記事で書きたいと思います。