まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

ぴりか日記:4回目のぴりか記念日

8月の夕暮れ時、お友達の家の前で。

4回目のぴりか記念日

こんにちは。やっと朝晩はいくらか涼しくなってきたものの、晴れた日はまだまだ暑いですね。私は在宅勤務なのでかなり助かっていますが、今め外出には日傘が必要です。

前回の記事に7月末に乳ガンが判明したことを書きましたが、あれから手術に向けて様々な検査を受けてきました。猛暑のなかでの通院だったので、病院に着く頃には毎回クタクタです。

おかげ様で無事に検査は全て終わり、来週はいよいよ手術です。

ぴりか記念日

8月22日はピリカが我が家の子になった日、4回目のぴりか記念日でした。

今年は久しぶりにパパも揃っての記念日ということで一泊旅行を計画していたのですが、残念ながら今回は延期。

乳ガンの手術に備えて、検査を進めていくにあたり、主治医からは、予定通り進めるためにも、コロナ等の感染症に罹らないよう気をつけることを厳重に注意されています。

コロナ感染で検査や手術が遅れるのはもちろん困りますし、何よりがん患者がたくさん居る場所に感染症を持っていくわけにはいきません。夫とも相談し、手術が終わって体力が回復するまでは引きこもることにしました。 

ぴりかに癒されて

感染症予防のために、外出は必要最低限に留めているため、今ははピリカとのお散歩が唯一の気分転換になっています。8月は暑さのためにずっと早朝と夜しか外に出られなかったピリカですが、家の中でボール遊びをしたり、お昼寝をしたり、普段と変わらず元気に過ごしてくれました。

何かと不安になりがちな日々の中で、私にとっても夫にとっても、ピリカの元気と笑顔は大きな癒しになっています。

最近、カーテンの後ろに隠れるのがマイブームのピリカ
「ママ~!いないいないバア~!」

思い返せば、4年前の8月、マリモが旅立った心痛から抜け出せずにいた私を強引に救い出してくれたのもピリカでした。

小さな小さな身体に無尽蔵のエネルギーを詰め込んだチビチビ怪獣は、私に悲しみに浸る余裕を与えないヤンチャぶりで暴れ回り、夫も私も振り回されてさっぱなし。静かだった毎日は朝から晩まで大騒ぎになり、私は元気を取り戻したのです。

今では4歳になり、一応お姉さんになったとは言え、ピリカの天真爛漫さは子犬時代のまま。その可愛さと癒し効果の大きさは、我が家の宝物です。

何か気づいているの?

ママの通院生活が始まっても、特に気にするでもなかったピリカですが、最近、妙にママを後追いするようになりました。

以前通勤していた頃は、ちゃんとお留守番していてましたし、今は夫も居るので問題ないと思うのですが、私が病院に行く支度を始めると凄く怒って吠えます。

家にいる時でも夜は絶対膝から降りようとせず、かつてのパパっ子ぶりは何処に行ったのかと思うほどママにベッタリになりました。

何でだろう?やはりピリカにも私の不安や動揺が伝わってしまっているのかも知れません。

夜はママのお膝から離れない。

入院中も、夫が居ればピリカは大丈夫と思っていたのですが、今の様子ではちょっと心配になってきました。ストレスでお腹を壊したりしないと良いのですが・・・。

手術をして病理検査をしないと詳しいステージや今後の治療方針は確定しませんが、すっかりママっ子になってしまったピリカのためにも、しっかり治療しなければいけませんね。

今のところ、9月12日に入院して13日に手術、15〜19日のどこかで退院予定にしています。ピリカのためにもなるべく早く帰ってきて、無理のない範囲で普通の生活を取り戻して行きたいと思います。