まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

人生、山あり谷あり、でもくじけずに。

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こんにちは。

8月に入っても相変わらず暑いですね。

酷暑のうえ、最近はコロナ感染も急拡大していますし、豪雨による災害まで発生し、早く夏が終わって欲しいと思う日々です。

新カテゴリー

さて、「まりも物語」、「ぴりか日記」、「遠距離介護Diary」などのカテゴリーがあるこのブログに、この度もう一つ新しいカテゴリーを加えることになりました。まだタイトルは決めていませんが、乳ガン治療に関する記事になります。

実は先月、乳ガンに罹患していることが判明しました。現在、詳細な検査を進めているところですが、来月半ばには手術の予定です。

診断まで

きっかけは、健康診断のエコー検査で小さな腫瘤が発見されたことでした。これまでも石灰化など指摘はされており、いつも経過観察だったのですか、今回はその日のうちに大学病院に紹介状が発行されて、至急、精密検査を受けるよう指示されました。

驚いた私は大急ぎで病院の予約を取り、検査を受けたのですが、結果はやはり乳ガン。入院と手術が必要ということで、その他の抗がん剤ホルモン剤治療に関しては、もう少し検査が進んでから確定するそうです。

乳ガンと告知された時は、ある程度覚悟はしていたものの、やはり受け止めきれず、心が折れる思いでした。数日経った今、やっと現実を受け止めはじめたところです。

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不安は尽きないけれど

ご存知の方も多いかとおもいますが、私は仕事以外に遠方に住む認知症の義父と、腰椎を骨折した実母のサポートをしています。仕事のこと、介護のこと、考えたら不安材料は尽きませんが、もう自分の頑張りだけではどうにもならなくなりました。

不幸中の幸いは夫は単身赴任を終えて帰ってきていること。家事が得意とは言えない人ですが、こうなった以上、彼に頑張ってもらうしかないですね。義父のお世話も夫にバトンタッチして、私はあくまでサポート的な役割になる予定です。

意外と頑張る兄と母

私には兄がおり、兄夫婦は母宅の近くに住んでいます。母の腰椎骨折以来、サポートは殆ど私が担当してきましたが、こちらも兄夫婦に変わる予定です。

昭和を引きずる長男教気味の母は「男の子に介護なんてさせたくない」と言い、兄も母を買い物に連れて行く程度の関わり方でした。

しかし、私が乳ガンと診断されたと告げたところ、兄は心を入れ替え、今後の母のサポートは一手に引き受けると言っています。

まだ始まったばかりではありますが、兄が通う方が母はわがままを言わなくなり、兄は意外と頑張っているようです。

母には電話で話しましたが、こっちのことは気にせず、治療を頑張るよう言われました。

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今は休む時なのか

夫が単身赴任から帰ってきたら、旅行にも行きたいし、ハンドメイドも再開したいなど、色々と考えていた私ですが、楽しみにしていたことは、全て見通しが立たなくなりました。仕事は職場と要相談ですが、何せ派遣社員なもので、これはどうなるか・・・。今の仕事は気に入っているので、できれば続けたいです。

これまで、特に義父や母が要介護になってからは、毎日忙しかったけれど、私なりに精一杯頑張ってきたつもりです。それがこんな展開になるなんて、正直言って、受け入れ難い気持ちです。しかし、嘆いても目の前の現実は変わらないのだから、受け入れて前を向くしかありません。幸い我が家には元気溌剌のお転婆娘、ピリカがいます。

マリモと違い、あまり空気を読まないピリカは、ママがどんなに泣いていても至ってマイペース。何か変だとは思っているようですが、普段通りボールを咥えて遊ぼうアピールを繰り返しています。

今は、このピリカのマイペースさが救いです。

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ピリカと過ごす時

まだまだ検査や通院は続きますが、今はピリカとのんびりする時間と割り切って、くじけずに過ごして行こうと思います。

ブログも、介護のことなど色々書きたいことはありますが、できる範囲で続けていくので、今後ともよろしくお願いします。