まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

まりも物語:まりも 29回目の月命日

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まりも 29回目の月命日

こんにちは。10月も半ばを過ぎてだいぶ涼しくなってきましたね。

暑い夏の間は少しおとなしかったピリカですが、涼しくなるほどにパワーアップして、日に日にお散歩距離が伸びています。私も良い運動になるので助かるのですが、最近は日が短くなってきたので家に帰ると真っ暗になってしまいます。

29回目の月命日

今日はマリモの29回目の月命日です。マリモがお空に旅立ってからもうすぐ2年半。毎日朝から走り回るピリカを見ていると、マリモもこんな風にお空で走り回っていて欲しいなと切に思います。

3年前の今頃は、まだマリモが尿毒症を起こす前で容態も安定しており、脚に留置針を刺さずに過ごしていた最後の時期でした。思い返すと不思議なのですが、もう尿毒症の一歩手前に差し掛かっていたはずなのに、この頃のマリモはそれまでで一番食欲旺盛で、いつも食事をさせるのには凄く苦労していたのに、気がつくとフードボールが空になっていることもあるほど良く食べていましたし、お散歩も張り切ってあるくので、週末には足を伸ばして広い公園まで出かけて行きました。

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あの時期、何故マリモがあんなに元気だったのかは分かりませんが、今にして思えば毎日留置針を脚に刺したままになってしまう前に、一緒にお出かけして思い出を作る時間があったことは本当に良かったと思います。

看取りについて考える

先日一緒に昭和記念公園に出かけたリヤンちゃんのママさんは、約3年半前に当時7歳の愛犬を腎不全で亡くしました。そんなこともあって、私とリヤンママは時々犬を看取った時について話すことがあります。

何度か記事にも書いていますが、私はマリモの看取りに関して幾つか大きな後悔があります。最期の日に病院に長時間置き去りにしたこと、水分が代謝しきれていないことに気付かず肺水腫をおこさせてしまったこと、未だに思い出しては悔やんでいます。リヤンちゃんのママさんも、当時は必死でしたが今になると悔やまれることはたくさんあるそうです。

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できるだけ自然な最期を

そんな私達が次にペットを看取る時には絶対に気をつけたいと思うのは、過剰に医療を受けさせたり延命措置を行わないということです。マリモの闘病で私が最も優先したのはとにかく苦痛を少なくすることでした。もちろん少しでも長く生きてほしいとは願っていましたが、生きる時間の長さより充実した日々を送ることに重点を置き、生活上の楽しみを制限し過ぎないこと。そして可能な限り苦痛を和らげる処置に関しては制限なく受けさせようとしていました。

しかしいざマリモが末期に差し掛かると、絶食に陥り日に日に衰弱していく姿を見ていられず、私はマリモを連れて毎日病院に通いました。最初に尿毒症になった時にマリモが静脈点滴で一気に回復した時のことが頭から離れず、苦痛を和らげるには静脈点滴しかないと、とにかく点滴を欠かさないことしか頭に無かったと思います。

結果、点滴の水分を十分に代謝しきれなくなったマリモは肺水腫と見られる呼吸困難に陥り、苦しんで苦しんって旅立っていきました。

リヤンちゃんの先代犬も、ママさんが必死で様々な医療を受けさせる中、最後は恐らく薬の副作用だったのか、全身に血栓ができて亡くなったそうです。

私にしてもママさんにしても、その時は何とか苦痛を取り除いてあげたいと必死だったのですが、医療に頼りすぎた結果、結局はさらに苦しい最期を迎えさせてしまいました。

人間もそうですが、生き物が最期を迎える時は脱水になって干からびるように逝くのが理想的なんだそうです。

全てが今にして思えばということになってしまいますが、あの時私にもう少し冷静な判断ができ、過剰な点滴を止めていたら、もしかしたらマリモはもう少し楽に逝けたのではないか、もう少し自然な形で終われたのではないかという思いが頭から消えることは有りません。リヤンママさんも同じ思いだと言います。

ペットの看取りは難しい決断の連続になりますが、今後もし同じような状況になったら、なるべく冷静に見守り、楽に逝けるように少しずつ準備している身体に余計な医療を受けさせることは控えるようにしたいと思います。

暴れん坊将軍、完全復活!

現在の我が家の暴れん坊ピリカは、秋になって過ごしやすくなったせいか日に日にパワーアップして、暴れん坊将軍完全復活といった感じです。先週末は主人と3人で川沿いの道を1時間半も歩きました。

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マリモが本来持っていたはずの元気を全て上乗せして我が家に送り込んだのではと思うほどに元気なピリカ。終わりそうで終わらないコロナや物価上昇など不安要素が溢れる日々ですが、ピリカから元気をもらいながら、前を向いて行こうと思います。

ぴりか日記:昭和記念公園

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昭和記念公園

こんにちは。

だいぶ涼しくなってきましたね。晴れた日は暑く感じることもありますが、朝夕の散歩では少し肌寒く感じることが多くなりました。

コロナに感染して以来、あまり出かけていなかった私ですが、今日は犬友さんに誘われて久しぶりに少し遠出をして昭和記念公園まで行ってきました。

昭和記念公園でお散歩

今日は朝から雲が厚く、ちょっと天気が心配でした。でもきっと大丈夫だろうということになり、犬友さんにお迎えに来て頂いて朝10時に出発!

片道約1時間半の道のりでしたが、ピリカは私の膝でまったりしながら過ごしていました。

そして昭和記念公園に着くと一番最初にドッグランへ。昭和記念公園は入園料(450円)がかかりますが、ドッグランは無料で入れます。ピリカとお友達のリヤンちゃんは小型犬ゾーンに直行して仲良く遊び始めました。

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今年は6月から暑かったので、ピリカとドッグランに来るのは5月の半ば以来です。久しぶりのドッグランでしたしお友達も一緒だったせいか、ピリカは最初からハイテンションで走り回って、ちょっと目を離すとお他所のワンちゃんのボールを奪って走る始末・・・。ボールを取られたワンちゃんも元気いっぱいに追いかけてきてくれたから良かったですが、これが大人しい子だったらと思うとヒヤヒヤしながら見ていました。

夏の初めに軽い熱中症になって以来、ちょっと運動量が落ちたピリカ。やっと少しは落ち着いてきたのかと思っていましたが、そう都合よくはいきませんね。涼しくなってきてお転婆娘完全復活です。

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ピリカも復活、ママも復活

9月にコロナに感染して療養して以来、何となく体調不良や妙な怠さを感じたり、背中から肩に痛みがあったりして、あまり外出に積極的でなかった私ですが、やはり広々とした場所でお散歩をすると良い気分になります。

先に罹患した人達から、解熱後も体調が戻るまでには1ヶ月ぐらいはかかると聞いていましたが、本当に解熱後も不調は続きました。でも1ヶ月が過ぎた今は幸いなことに怠さも痛みもほぼ無くなっています。

テレビを見ていると時々ひどい後遺症に苦しむ人達が映るので、その度に自分もそうなってしまうかもしれないと内心ビクビクしていましたが、幸運にも私はひどい後遺症は無さそうです。

この1ヶ月間は解熱後もピリカのお散歩距離は少なめ、仕事も出勤日を少し減らし、本を読んだり借りてきたDVDを見るだけのぐうたら生活を送っていましたので、そろそろ完全に元の生活に戻そうと思います。

第一そんなぐうたら生活、涼しくなってお転婆娘に戻ったピリカが許してくれませんね(−_−;)

私もピリカと一緒に完全復活しようと思います。

with コロナの日々:新型コロナBA.5感染 療養記録(2)

ママの療養が終わり、お友達とお出かけした時のピリカ。楽しそうです。

新型コロナBA.5感染 療養記録(2)

こんにちは。

早いもので今日でコロナ感染からちょうど1か月経ちました。今はもうほぼ完全に普段通りの生活に戻っています。

更新が遅くなってしまいましたが、今日は前回の続きです。前回は症状の推移を書きましたが、今日は自宅療養について書こうと思います。

<自宅療養の必需品>

  • パルスオキシメーター
  • 医療用抗原検査キット

自宅療養の必需品と言えばまずこの2つでしょう。パルスオキシメーターで定期的に血液中の酸素飽和度を測り、93%を切った場合には神奈川県の場合、「コロナ119番」に電話しなければなりません。

※私は勘違いして119番しなければならないと思っていましたが、119番ではなく「コロナ119番」の間違いでした。

神奈川県では重点観察対象者(65歳以上、妊婦、重大な持病のある人等)以外はパルスオキシメーターの貸し出し対象ではない為、自分で用意しなければなりません。私は夫に購入して送ってもらいました。絶対に必要ではないですが、やはり測れないと不安に感じると思うので一家に一つは有った方が良いと思います。

抗原検査キットは研究用の物と医療用の物がありますが、使用できるのは医療用のみです。薬局で買えますが買える薬局が限られているので通販が便利です。抗原検査キットは発熱外来にかからず自主療養する場合や濃厚接触者になった時には必須になりますので、必ず用意したほうが良いでしょう。

<自宅療養時に役立ったもの>

これは結構人によって異なる部分だと思うのですが、あくまで私が一人で療養した時と言うことで参考までに書いておきます。

  • 防災用品(水、食料)
  • 調理の要らない食べ物(私の場合は、甘酒、豆乳、バナナ、チョコレート、ヨーグルト)
  • 除菌スプレー

今回の療養で想定外の大活躍だったのは防災用品(水・食料)です。我が家では防災用品がひと通り揃えてあるので長期保存水をはじめ食料も長期保存のパンやビスケット、炊き込みご飯などがあります。買い物に行かれない療養生活では、後半の食欲が出てきた時にこの食料が重宝しました。

左:子供のころから大好きなビスコ
右:ご飯はお水を入れるだけで作れます。

また、特に防災用品ではないですが長期保存水と一緒に備蓄していたアクエリアスの粉末も重宝しました。高熱が出て何も食べられない時、私はお水にこの粉末を適当に溶かして飲んでいましたが、単にお水を飲むより栄養が摂れて良かったと思います。

普通のアクエリアスとビタミン入りがあります。

私は体調が悪くなると直ぐに固形物が喉を通らなくなるため、発熱時は基本的に絶食に近くなります。そんな時によく飲むのが甘酒豆乳。マグカップに甘酒と豆乳を適当に入れて電子レンジでチンするだけなのですが、効率よく栄養補給ができるのでお勧めです。あとはバナナやチョコレートも手軽に栄養補給できて便利でした。

夫の除菌スプレーコレクション。

除菌スプレーは一人で療養する場合には外出し始めるまであまり使いませんが、家族と同居の場合は必須だと思います。

そして地味ですが、トイレットペーパーなどの日用品の備蓄は重要です。我が家は夫が毎週末在庫チェックをしているおかげで、日用品を切らす心配が無かったのはとても助かりました。

〈行政の対応〉

行政の対応に関しては、以前の記事にも書きましたが、基本的には特に連絡は無く、自分で厚生労働省のHER-SYSに健康状態を入力したり、神奈川県の場合はLINEの神奈川療養サポートに入力します。

  • HER-SYS

HER-SYSは陽性判定されると発熱外来からシステムに登録され、その後保健所からスマホに届くログイン用のIDを使って、日々の体温や症状を入力するのですが、私の場合はIDが届くまで5日かかりました。都内在住の友人は7月に感染したのですが、8日経ってもIDが届かず保健所に電話して送ってもらったそうです。そんな感じなので療養に役立つとは言い難いですがHER-SYSにログインしないと療養証明書が取れないので、遅くなってもIDは絶対必要になります。

  • 神奈川県療養サポート(LINE)

これも体温と症状を入力するのでHER-SYSと全く同じです。そして特に何か連絡が来るわけでもありません。個人的にはHER-SYSだけで十分だと思いました。

ただ、HER-SYSも今後は重症化の懸念がある人以外は医療機関による登録が必須ではなくなったので、自治体の療養サポートは入力した方が良いかもしれませんね。

〈発熱外来〉

私は幸い近所に発熱外来があり、直ぐに診て貰えましたが、知人は近くに発熱外来が無く、高熱が出た身体で30分近くも歩いて行ったそうです。コロナはタクシーを含む全ての公共交通の利用が禁止されますから、基本的には歩くしかありません。なので他に掛かり付け医があったとしても、発熱外来は絶対に一番近い場所を選ぶことをお勧めします。

また、発熱外来にかからなくても検査キットで陽性なら自宅療養に入ることができますが、個人的にはやはり発熱外来は受診した方が良いと思います。私の時はレントゲンを撮って肺炎の有無を確認していましたし、薬も処方されました。処方薬を飲んでいても陽性判定の翌日には39°を超えたので、何も飲んでなかったら40°を超えたのではと思います。

最後に頼れるのは家族と友達、ご近所さん

コロナは肺炎にならない限り軽症なので、一人暮らしで39°を超える発熱があっても何ら行政のサポートはありません。頼れるのは家族と友達、ご近所さんです。

私の場合、最も頼りになったのは夫で、千葉からこまめに連絡をくれたり必要な物は早急に買って送ってくれました。また、何人かの友人には感染を知らせていたので療養中はたくさん励ましてもらいました。そしてご近所の犬友さんには隔離療養中に知らせることはしませんでしたが、ピリカのお散歩を再開した後に「そういう時は言って!」と口々に言われ、背中に痛みがある時は何度かピリカのお散歩を代わってもらいました。

コロナは陽性確定後、肺炎にならないと医療機関にも頼れない疾患です。頼りになるのはやはり家族、友人、ご近所さんしかないでしょう。

今は背中の痛みはほぼ消えて、僅かな倦怠感と微妙な体調不良が残るのみですが、とりあえずもう暫くはできる限り安静に過ごしたいと思います。

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with コロナの日々:新型コロナBA.5感染 療養記録(1)

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新型コロナBA.5感染 療養記録(1)

こんにちは。

久しぶりの更新になりましたが、後遺症のような症状もだいぶ軽快し、今週から通勤も再開してほぼ普通の生活に戻りました。

何も無く終わってしまった9月ですが、連休には夫も帰ってきていたので久しぶりに家から車で30分ぐらいの所にある広い公園にお散歩に行きました。かなり軽快してきたとはいえ私は背中に少し痛みがあるので普通に歩くだけでしたが、ピリカはパパと一緒にたくさん走りとても楽しそう。久しぶりに満面の笑顔を見たように思います。

新型コロナ ba5療養記録

参考になるかは分かりませんが、私の発症から自宅療養終了、その後の体調について記録しておこうと思います。

〈9月6日〉

症状:発熱 37.6°〜38.2°、喉の痛み、頭痛

夕方のお散歩で喉の痛みを感じ、夕食後に体温を測ると37.6°、軽い頭痛も始まりました。そして寝る前にもう一度検温したら38.2°に。ロキソニンを飲んで就寝しました。

〈9月7日 陽性判定〉

症状:発熱 37.4°〜38.2°、喉の痛み、咳

前日夜にロキソニンを飲んだせいか、朝の体温は37.4°と熱は少し下がっていました。午前中に発熱外来でPCR検査と抗原検査を受け、その場で抗原検査は陽性、数種類の薬を処方され、療養生活にはいりましたが、午後には熱が上がり(38.2°)咳が出てきました。食欲は無く水分補給のみ。

〈9月8日 自宅療養1日目〉

コロナの療養期間は陽性判定日を0日として翌日から数えて7日間になります。だから私の場合は9月8日が自宅療養1日目でした。

症状:発熱 38.5°〜39.3°、喉の痛み、咳、頭痛

目覚めた時に頭と身体が重く少しふらつく感じがあり、熱を測ったら39.3°。食欲は無く処方薬だけ飲んでピリカの食事とトイレシートを替える以外は一日中殆ど横になって過ごしました。処方薬を飲んでも熱があまり下がらず、体感的には1番辛い日でした。

また、夕方には発熱外来からPCR検査の結果も陽性の連絡がありました。

〈9月9日 自宅療養2日目〉

症状:発熱 37.8°〜39.0°、喉の痛み、咳

朝は38.6°でスタート。前日より体温は低いですが朝から頭も身体も重く、ピリカの食事とトイレのお世話はやりましたが、あとは薬を飲んで一日中寝ていました。お昼過ぎに39°に達しましたが、この日は概ね38°台後半で推移して、途中少しですが38°を切る時間帯もあるなど、一日を通じて39°以上になることはありませんでした。

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〈9月10日 自宅療養3日目〉

症状:発熱 37.5°〜38.3°、喉の痛み、咳、背中の痛み

この日はそれまでは無かった背中の痛みを感じ、熱も下がってきたので少し起きてみることにしました。朝の体温は37.6°。夕方に38°を超えることもありましたが、ほぼ37°台後半で推移しました。食欲は無かったのですが、7日以降水分しか摂っていなかったので、バナナ半分とヨーグルトを少し食べました。

〈9月11日 自宅療養4日目〉

症状:発熱 37.0°〜37.8°、咳、背中の痛み

熱が下がってきたせいか身体がだいぶ軽くなり、朝の体温は37.0°。熱も完全にピークを過ぎたようで、少しピリカと遊んであげる余裕も出てきました。直ぐに疲れてしまうので休みながらピリカと遊びましたが、身体は疲れてもピリカの嬉しそうな表情にたくさん癒され元気を貰いました。

食欲は相変わらずありませんが、夕飯に甘酒を加えて温めた豆乳とバナナを食べることができました。

そして余談ですが、この日コロナ感染以来初めてゆっくりテレビを見てビックリ!8日にイギリスのエリザベス女王が逝去、そして私が陽性判定された7日の午後、療養期間が10日から7日間に短縮されてたそうで・・・。

テレビでは連日エリザベス女王のニュースばかりでしたから、12日に夫に教えてもらうまで療養期間が短縮されたことを全然知りませんでした。

〈9月12日 自宅療養5日目〉

症状:発熱 36.5〜37.5°、咳、背中の痛み

療養生活5日目には夕方になると熱が上がるものの、ほぼ平熱に戻りました。そしてこの日から夜にピリカのお散歩も再開。誰にも会わないように暗くなってから住宅街を歩くだけでしたが、ピリカは久しぶりのお散歩にご機嫌でした。

食欲も少しずつ戻り、冷凍してあったご飯を使ってお粥を作ったりしました。

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〈9月13日以降〉

症状:咳、背中と関節の痛み、倦怠感

9月13日以降は平熱に戻り、14日をもって隔離期間終了。ほぼ日常が戻りましたか以前よりも疲れやすく、平熱に戻ったのに身体が重く感じました。また、背中の痛みは背中だけでなく肩や腕の関節にも広がり、特に肩から背中にかけては強い痛みを感じました。念のため整形外科でレントゲンを撮りましたか骨には異常が無く、発熱中から痛みが始まったこと、関節痛はよく見られる後遺症の一つであることから、痛みは恐らく後遺症であろうということになりました。

そして先週には倦怠感もほぼ無くなってきて通勤も再開。倦怠感が軽快するのとほぼ並行して肩や背中の痛みも消えつつあります。

長くなったので一旦切りますが、次回は行政の対応や療養期間中に困ったこと、あって助かった物などを書きたいと思います。

まりも物語:まりも28回目の月命日とコロナ後遺症

まりも:2020年4月頃。もう遊ぼうとすることは殆どありませんでしたが、
抱っこしてほしい時は傍に来てじっと見つめてきました。

まりも28回目の月命日とコロナ後遺症

こんにちは。

今日はまりもの28回目の月命日です。新型コロナ感染から約2週間が過ぎ、ほぼ普段通りの生活が戻ってきました。この3連休は台風が来たりしてなかなかお散歩できていませんが、それでもピリカは雨の合間にお友達と遊んだり、楽しそうにしています。

軽い後遺症?

現在、コロナの症状自体はほぼ無くなって微かに咳が残る程度ですが、感染中から首から肩、背中にかけて痛みがあり、その痛みは今も残っています。日常に支障が出るほどでは無いのですが、例えば水を飲みたくて首を後ろに倒そうとすると、首から背中全体にビビビ!っと痛みが走ります。発熱外来で受診した内科に相談したところ、肩や背中に痛みが残る人も少なくないということで、軽い後遺症だろうとのことでした。

暫くは家でおとなしくして、Atelier Marimoの作品作りに励もうと思っていましたが、首・肩・背中に痛みがあると裁縫は難しいです。パソコンは首と肩を動かさないよう気をつければ使えますがミシンはそうはいきません。無念ですが早く痛みが消えてくれるよう祈るしかないようです。

Atelier Marimoのピンチ!

マリモの名を冠したAtelier Marimoは、その後とてもゆっくりペースですが、少しずつフォロワーも増えて、たまに売れています。あまり新作を出していないですし、急に売上が伸びることはないですが、まだまだデザインや縫製手順を見直すことも多く、今はこれぐらいのペースで良いと思っています。

基本時に一枚売れたら一枚縫う感じで在庫はいつも一つなのですが、最近は札幌に行ったり何かと落ち着かず、minneに載せているうちの約半分は欠品状態になってしまっていました。人気商品は予めある程度在庫を作り溜めていたので大丈夫ですが、こんなに欠品があっては売れる訳がありません。なので生地を仕入れてシルバーウィークは作品作りを頑張ろうと思っていたのですが・・・。

座り作業なら何とかなりそうだと思っても、ミシンで直線縫いするたけでもしっかり生地を押さえる必要がありますし、アイロンかけるにも裁断するにも力が要って、首から背中にビビッ!ビビッ!と痛みが走ります。

当初は今秋からCreemaにも出品したいと考えており、秋冬向けに少し厚手の生地も購入したのですが、暫く作業は難しそうです。医師の話では1〜2ヶ月で軽快してくるということですが、2ヶ月経ったらもう11月、今年も終わりが見えてきてしまいます・・・。Atelier Marimoの1年目はあまり冴えない結果で終わってしまいそうです。

ソファーに横になるとすかさず飛び乗ってくるピリカ。一応心配そうな顔をしていますし、本人は添い寝のつもりのようですが、出来れば添い寝は上じゃなくて横がいいなぁ。
結構重いのよあなた・・・
犬が繋ぐ人の縁

肩や背中の痛みで、ピリカのお散歩中も引っ張られるたびに「イテテ・・・」といった具合の私に、いつもピリカと遊んでくれる犬友さん達は「お散歩ぐらいだったらいつでも行くから声掛けてください!」と口々に言ってくださいました。

さすがにお散歩に出られない程ではないのでお散歩自体は私が連れていきますが、公園の広場で走り回って遊ぶ時など、犬友さん達のお子さんが一緒の時は、お子さんに自分の犬のリードは任せて、ママさんがピリカのリードを持って遊んでくれたりします。

思えばマリモが居た頃も、今より犬友達は少なかったものの、皆さんがマリモを気にかけて会うたびに声をかけたり、良い獣医さんの情報があったりすると色々と教えてくれたりしました。

特にマリモが腎不全末期に差し掛かってきて私が落ち込んでいる時には、皆さん懸命に励ましてくださったものです。もちろん友人達も懸命に励ましてくれましたが、やはり身近にいる犬友さん達の励ましは私にとって大きな力になりました。

改めて考えると、私はマリモやピリカが結んでくれたご縁に助けられて暮らしているのだなとつくづく思います。夫が千葉勤務になった時には千葉に引っ越すことも考えた我が家ですが、夫が週末だけ帰ってくる生活も定着してきましたし、何よりいざと言う時に惜しみなく力を貸してくれる人達が居るこの環境は変えない方が良いという結論に達しました。

なので私とピリカはマリモも大好きだった公園があり犬友達がたくさんいる今の場所で、札幌に引っ越すその日まで犬が繋いでくれたご縁を大切に暮らして行こうと思います。

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