まりもの一周忌(2)
こんにちは。
今日は昨日に引き続き、まりもの成長記録を振り返りたいと思います。マリモの生涯は短かっただけで無く、その4分の1は点滴用の留置針を外せない日々でした。私は時間の許す限りマリモと過ごし、毎日必ず抱っこしてのんびり過ごす時間を取っていました。週に3〜4回、具合が悪い時には毎日通った病院でも、混んでいる日には1時間近くもマリモを抱っこして待ちましたが、それも今では良い思い出です。マリモが生きた最後の日に止まった腕時計は、今も骨壷と一緒にペット用仏壇に入っていますが、この腕時計を見ると抱っこした時に興味津々で時計をいじっていたマリモを思い出します。
<2019年>
9月
まだまだ暑さが続いていましたが、マリモは元気に過ごしていました。中旬には私たちが北海道に帰省中にお泊りトレーニングにも参加し、お友達と楽しそうに遊んでいました。
10月
それまでで一番食欲もあり、元気いっぱいに過ごしていました。私はそんなマリモを見て、どこかに旅行に連れていきたいと思っていましたが、結局旅行に行くことはありませんでした。
11月
10月に比べて少し食欲が落ちたものの、上旬までは元気に過ごしていました。11月23日の朝に突然嘔吐して尿毒症が発覚してからは、連日の点滴が始まりました。
12月
連日の点滴の成果が表れ始め、マリモは元気を取り戻していきました。前足には点滴用の留置針を刺し続けることになりましたが、公園をお散歩できるほどに回復し、無事に年末を迎えました。
<2020年>
1月
無事にお正月を迎えたと思ったら誤嚥性肺炎で高熱を出してしまい、年明け早々連日の点滴が始まりました。なぜかベッドではなくお出かけ用のバッグに入りたがったマリモ。元気になってまたお出かけしたかったのかもしれません。
2月
肺炎から回復し比較的体調は安定していましたが、中旬以降絶食に陥り、ついに余命宣告を受けることになりました。
3月
約2週間絶食が続き、余命宣告を受けたにも関わらず、3月3日にボーロを口にして以降、マリモは医師も驚く奇跡の復活を果たし、2度目の春を迎えることができました。
4月
コロナの感染拡大による緊急事態宣言で夫は在宅勤務、私は自宅待機となり、毎日マリモと一緒に過ごせるようになりました。パパっ子のマリモは毎日パパの膝に座り、ギターを聞いてご機嫌でした。
5月
5月2日、マリモは2歳の誕生日を迎えました。しかしその2日後から再び絶食に陥り、5月19日の夜に虹の橋に旅立ちました。最後の最後まで本当によく頑張ってくれました。
5月19日の夜に虹の橋へと旅立ってしまったマリモ。思い返しても本当に短い生涯だったと思います。5月21日に葬儀を終えて、今は小さな骨壺袋に入っているまりも。虹の橋では元気に走り回っていてほしいです。
ピリカは元気いっぱいに育っておりとても可愛いのですが、それでもやはりマリモが恋しい思いはあまり変わることはありません。どう表現したらいいかわかりませんが、一緒に過ごせた時間が短すぎて愛しても愛しても愛し足りなかったといいますか、してあげたかったことが山ほど残ったままです。
もちろんマリモにしてあげられかったことはピリカにたくさんしてあげようと思いますが、マリモはマリモ、ピリカはピリカですからマリモにもっと色々してあげたかった、もっと一緒にいたかったという思いは消えることはありません。いい加減「泣き虫ママ」は卒業!と思っても相変わらず泣き虫ママのままですが、もともと涙脆いのでもう仕方ないかな・・・。
でもマリモのおかげで始めたハンドメイド、元気いっぱいのかわいいピリカ、マリモのブログを通じてできた新しい交流もあるのですから、時々大泣きしながら前を向いていきたいと思います。