まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

ぴりか日記:春が来て毎日ご機嫌なピリカとママの新しい仕事

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春が来て毎日ご機嫌なピリカとママの新しい仕事

こんにちは。すっかり暖かく、と言うか天気が良い日は暑くなってきましたね。先週ぐらいまでは桜も咲いていましたが、我が家付近はもう全て散ってしまいました。2月~3月にかけてはお留守番が多かったピリカは、春になってお出かけの機会が増えたせいか毎日ご機嫌に過ごしています。

お友達とお出かけ

3月末には久しぶりに犬友さんと大きな公園に遊びに行きました。犬友さんの車に乗せてもらい、途中のパン屋さんでお昼用のパンを買ったら公園にGo!

思えば母の入院から何かと落ち着かず、ピリカには随分お留守番をさせてきました。特に3月はまだ前の仕事で出勤していましたし、その他にも札幌に行ったり、転職が決まったり、母の病院に行ったり、ほぼ連日出かけていたように思います。

広々とした公園でご機嫌のピリカ。

公園で嬉しそうに走り回るピリカを見ていると、たくさんお留守番をさせて申し訳なかったと思うと同時に、この子が逞しくマイペースな子で本当良かったと思いました。元気過ぎて毎日朝早くから大暴れですが、ママがしょっちゅう不在になってもストレスで体調を崩すこともなく、元気に過ごしてくれています。

楽しそうなピリカ(左)と、ママのサンドイッチに興味津々のピリカ(右)

パパは単身赴任2年目

この4月で夫の単身赴任生活は2年目に突入しました。当初は夜になると何度も玄関に様子を見に行き、日曜日の夜に駅まで見送りに行くと暫く改札口を離れようとしなかったピリカでしたが、今ではすっかりパパの単身赴任生活にも慣れたようです。

相変わらずパパっ子なので、週末にパパが帰ってくると大喜びで大騒ぎなのは相変わらずですが、平日に寂しがることはなくなりました。千葉と横浜は凄く遠いわけではないとはいえ、夫が毎週末に往復するのは大変だと思います。しかし、夫もピリカが可愛くて仕方ないのでしょうね。どんなに忙しくても毎週必ず帰ってきてピリカと遊んでいます。

パパと一緒のお散歩はいつだってご機嫌です。

この一年、平日はほぼ毎日夫から「ピリカはどうしてる?」と連絡があるので、毎日ピリカの写真を送っています。思えばマリモが居た頃も夫はよく「マリモはどうしてる?」と連絡してきましたが、この頃はマリモの容態を心配しての連絡でした。でも今は、元気なピリカの可愛い笑顔が見たいからの連絡です。そう思うと、ピリカの元気な姿を見ていられることは、本当に幸せなことだと感じます。

新しい仕事

この4月から、私は完全在宅勤務の仕事に変わりました。これまで週3日のパートタイムから平日フルタイムに変わりましたから、勤務時間はかなり長くなりました。でも通勤が無いので朝はゆっくりピリカと散歩ができますし、お昼にも少し外を歩かせてあげることができます。もう少し花粉が減ったら、おにぎりを作ってピリカと公園でお昼を食べることもできるでしょう。

業務的にも英訳がメインなのでとても気に入っていますし、とりあえずは1週間が過ぎましたが、今のところ今回の転職は成功だったと感じています。

朝のお散歩ではお友達ともたくさん会います。

母の退院

2月に入院し手術を受けた母が、3月28日に退院しました。腰椎を4ヶ所も圧迫骨折していたので当初はどうなることかと思いましたが、意外にも早く退院となって母も喜んでいます。

母の退院が決まってからは手摺りの設置や介護用ベッドの用意、ヘルパーさんやデイサービスの手配などを一気に進めることになりましたが、何とか全て間に合ってくれました。ただ、心配事は尽きません。母はこだわりが強いタイプの人なので、ヘルパーさんの作業に対し、色々と注文をつけてはケアマネさんに叱られています。

デイサービスもどこにするか随分悩みました。とにかく食事が美味しいと評判の施設を探して、その中からリハビリ系プログラムが充実してしる所に決めたのですが、幸いこちらは気に入ったようで今のところ喜んで通っています。

母は認知症の気配は無いので、このままデイサービスで人と接していくことが認知症予防にもなれば良いなと思います。まだ退院してきたばかりの母の生活は先が見えない部分も多いのですが、とりあえずは大丈夫そうです。

とりあえず順調な新年度

昨年からドタバタ続きの我が家。本当によくこうも次々と色々起こるものだと思いますが、新年度は順調に始まったように思います。新しい仕事もまだ一週間とはいえ滑り出しは順調ですし、義父も問題なく暮らしており、母は無事に退院しました。色々心配事は尽きませんが、とりあえずは毎日ピリカと一緒に過ごせる日々を楽しみたいと思います。

最後の出勤日

2月下旬ごろ。週末にパパも一緒のお散歩では終始ニコニコ顔のピリカ。

最後の出勤日

こんにちは。

桜が咲いたと思ったら雨の日が続き、週末にピリカとのお花見散歩を楽しみにしていた夫は残念そうに千葉に帰って行きました。今週末まで桜が少しでも残ってくれていると良いのですが・・・

昨日が最終日

昨日は今の職場での最終日。マリモの腎不全発覚後から勤め出した仕事の最後の日でした。

今の職場は、マリモの腎不全が発覚して医療費を稼ぐために大急ぎで探した仕事。マリモを通院させるためにはフルタイムでの復帰はできなかったので、取り急ぎパートタイムで始めたのですが、気がつけば約4年も勤めることになりました。

その後、マリモを看取ったらフルタイムで働くつもりでいたのですが、なかなか終わらないコロナ禍と、夫の単身赴任などが重なり、ずっと一歩を踏み出せずにいました。しかし、色々と忙しい時に限って転機はやってくるもので、トントン拍子で話は進み、来月からはフルタイムの仕事に復帰します。

インターン生ともお別れ

この4年間で、私は7人のインターン生を指導してきました。みんな優秀で優しい人達ばかり。きっとこれから社会人になって活躍していくことでしょう。

インターン生達とは親子ほども歳が離れていますし、リサーチや資料作りに関しては、結構厳しく指導したこともありました。でも皆さん文句も言わず、よくついてきてくれたと思います。

この3月で卒業するインターン生達も、今月初旬に最終日を迎えて巣立って行きましたが、私も遂に去る日が来たかと思うと感慨深いものがあります。

来月からは在宅勤務

来月からの仕事は完全在宅勤務。内容はほぼ翻訳になります。4年前には殆ど無かった在宅勤務ですが、コロナ禍を経て随分と求人案件が増えていました。

ピリカにお留守番をさせなくて済むのは良いことですし、母のサポートをするにしても通勤が無くなるのはありがたい話です。しかし、今さら言っても仕方ないことですが、マリモがいた時に在宅ワークがもっと広がっていたらと、ついつい考えてしまいます。

コロナ禍の直前、もう腎不全の末期を迎え、重度の尿毒症になっていたマリモを置いて仕事に行くのはとても辛いことでした。マリモも心細かったのでしょう、私が出かける準備を始めるとベッドの上で顔を上げ、不安げに私を見ていました。

あの頃は私の留守中にマリモの容態が急変しやしないかと毎日不安で、仕事中も何度も見守りカメラでマリモの様子を見て、仕事が終われば一目散に帰宅していました。当時在宅ワークができていたら、マリモにお留守番をさせることもなかったと思うと残念でなりません。

今後、ピリカとはほぼ毎日一緒にいることになりますが、母のサポートを考えるとピリカには仕事以外のことでお留守番させる機会が増えると思います。ですので平日はこれまで通勤にかかっていた時間をピリカと遊ぶ時間にしたいと思っています。

Atelier Marimo のエプロン

パン好きの私には、赤坂に通勤するようになってからずっと通っていたドイツパン専門店があるのですが、先日、そのパン屋さんの奥様からエプロンの製作依頼を受けました。

2週間前の朝、サンドイッチを買いに行った際に私のハンドメイドの話になり、デザインも素材もお任せということで2枚作らせていただくことになったのですが、出社最終日の昨日、エプロンも無事に納品することができました。

色違いのエプロン2枚

 

色はいつも奥様がつけていたエプロンを参考に、カーキ色と黒の2色、素材はコットンリネンにして、地味になりすぎないようヒモはグレーで作ってみたのですが、このバイカラーと素材感が奥様には大好評!「素敵!」「ありがとう!」と何度も繰り返して、大喜びしてくださいました。

今後、仕事をしつつ横浜の母と札幌の義父のサポートをする私には、赤坂周辺に来る時間はあまり無いでしょう。

しかし、また来る機会があったら、絶対に行きたいパン屋さんですし、その時に奥様がこのエプロンをしてくれていたらいいなと思います。

欠品ばかりのAtelier Marimo

ハンドメイドマーケットに出品を始めたものの、数ヶ月に一回新作を出す以外はほぼ放置状態のAtelier Marimo。まだまだ商品ラインナップも増やしたいですし、売り切れになっているものも追加したいのですが、なかなか作業時間が取れていません。現在は半分以上が売り切れなので、さすがにマズイと思い、夜になるとピリカが寝た後に少しずつミシンを踏んでいます。

今回、普通のエプロンを作って思ったのですが、少し生活が落ち着くまでは製作に時間がかかるサロペットやエプロンドレス以外にも、短時間でサクッと作れるシンプルなエプロンやエコバッグを作るのも良いかもしれません。

いずれにしても、来月以降も無理のない範囲でコツコツ進めていきたいと思います。

まりも物語:まりも の月命日は何かが起こる?

台所にママの様子を見に来たマリモ。2019年8月頃。

まりも の月命日は何かが起こる?

こんにちは。

またまたブログ更新の間隔が空いてしまいました。

3月も下旬になり桜も咲いてきましたね。一気に春が来たように感じます。昨年の3月は単身赴任が決まった夫が千葉に引っ越してしまったり、大激動だった我が家ですが、今年も負けず劣らず大激動の3月になりました。

突然決まった転職

先月、母が腰椎を骨折して入院しました。母はその後、リハビリ病院に移ってリハビリに励んでおり、春のうちに退院のめどがつきそうです。退院後の暮らしについて、母はもう施設に入りたがっていますが、たぶん直ぐには見つからないでしょうから、暫くは介護保険をフル活用しながら私がサポートしていくしかなさそうです。

しかしそうなってくると問題は私の仕事です。現在は週に3日都心まで通勤していますが、母のサポートをするとなるとどうしても欠勤が増えてくるでしょう。これまでにも札幌通いでお休みを多くもらっていたこともあり、これ以上迷惑はかけられないので今の職場は今月いっぱいで辞めることにしました。

そして夫ともよく話し合い、暫く生活が落ち着くまでは家にいて、その後在宅でできる仕事でも探せばいいと言っていたのですが、なんと私、今日転職先が決まったのです!

新しい仕事は翻訳がメインでフルタイムなのですが、完全在宅勤務なので往復2時間かかっていた通勤時間が無くなりますし、ピリカをお留守番させる必要もなく、お昼休みには遊んであげることもできます。平日のお休みは無くなりますが、母の家は我が家から30分程度で行かれますし、母の家はインターネット環境が整っているので、必要であれば母の家にピリカと移動して仕事をすることも可能です。

昨日はマリモの34回目の月命日で、夫と二人、マリモの遺影に手を合わせて、我が家を見守ってくれるよう頼みました。そしてその翌日に次の仕事が決まってしまったのだから、マリモが応援してくれたのかもしれませんね。

マリモ、2019年10月頃。

19日、20日、マリモの月命日前後は何かが起こる?

思い返せば、札幌の義父からSOSの電話が掛かってきたのが昨年の10月19日の夜。不審に思った私は翌20日に札幌行きを決めて、そこから札幌通いの日々が始まりました。そして先月19日夜、今度は母が救急搬送&手術となり、結果として私は仕事を辞めることになったものの、今日3月20日には次の仕事が決まり、母の退院後のサポート体制作りも道筋が見えてきました。

単なる偶然だと思いますが、昨年10月以降、毎月のように19日前後には結構大変な何かが我が家には起こっていまます。しかし、これもマリモ様のご加護でしょうか?当初は色々不安だった義父のサポート体制も今はしっかり整い、義父は前より色々話してくれるようになりました。

母についても、最初に病院で折れた腰椎のレントゲンを見た時は暗澹たる気持ちでしたが、そう遠くないうちに退院できそうです。色々焦ったり思い悩むこともありましたが、なんだかんだ言っても全て良い方に向かっているように思えてなりません。

やはり最強!北海道神宮

そしてマリモ様のご加護もありますが、やはり北海道神宮は凄い!今月7日から札幌の義実家に行って、その際に北海道神宮にお参りしたのですが、その後、私の転職があっという間に決まったり、Atelier Marimo のサロペットやエプロンドレスが売れたり、行きつけのパン屋さんからエプロン製作を依頼されたり、色々ラッキーなことが続いています。

また、私は今回の介護帰省の帰り道、なんと飛行機の時間を間違えていて、もう少しで乗れないところだったのですが、出発時間寸前に間違いに気づいて保安検査場の係員を拝み倒し、何とか飛行機に駆け込み乗車しました。これは私の不注意が原因ですが、気づくのがあと2分遅かったら乗れなかったと思うので、乗れたのは北海道神宮の神様のおかげだと思います。

泣いてばかりいたマリモの月命日が

昨年の10月に義父のところに駆け付けるまで、毎月やってくるマリモの月命日は夜になると泣いてばかりいました。しかし10月以降、マリモの月命日付近は良くも悪くも何かが起こるので、「札幌のおじいちゃんも見守ってあげてね。」、「ママに頑張る力を貸してね!」とお願いすることはあっても、もう泣くことはありません。あんなに泣いてばかりだった月命日は、いつしかマリモに「ママは頑張るよ!」と手を合わせる日に変わっていました。

お散歩中はいつもご機嫌のピリカ。

ピリカは元気に逞しく

最近、やたら忙しいママのせいでトレーニング教室に預けられたり、お留守番が続いてしまったりしたピリカですが、こちらはどこまでも強く逞しく、超マイペースで生活しています。今回の札幌帰省中は新しいトレーニング教室に預けたため、ストレスで2日目にちょっとお腹が緩くなってしまいましたが、3日目には完全復活!元気なピリカに戻っていました。

最近は暖かくなってきたこともあり、散歩時間も長くなって、ますますお転婆全開です。4月から在宅勤務が始まれば、もうピリカをお留守番させる必要もないですし、母の家で仕事をする場合でも連れていかれますし、一緒に泊まることもできます。

母の家は自宅ではないせいか、比較的おとなしくしているピリカ姫。母が退院してきたら、一緒に母を元気づけて欲しいです。

ぴりか日記&遠距離介護Diary:ぴりかの新しいお教室とママの札幌訪問

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ぴりかの新しいお教室とママの札幌訪問

こんにちは。

ずいぶん暖かくなってきましたね。ピリカが毎日お散歩する公園は梅の花が咲いています。暖かくなるのは嬉しいのですが、我が家は私も夫も花粉症なので、薬を飲んでも毎日目が真っ赤。鼻水も止まらなくなるのであまり外に出たくない季節なのですが、元気いっぱいのピリカはそんな事情はお構いなし!超小型犬なのに毎日1時間近くもお散歩しています。

ピリカの新しいお教室

ピリカはこれまで、私が札幌に行く時やピリカを連れて行かれない旅行の時には、いつも子犬時代にトレーニングを受けたお教室にお泊りしていました。しかし、このお教室は昨年大きなグラウンドを作った頃から大人気となり、今年からお泊りはトレーニングコースを現在受講しているワンコのみに限定することになったそうで、ピリカのような不定期利用のお教室卒業生の預かりはできないと連絡がありました。

このトレーナーさんとはマリモの頃からのお付き合いでとても信頼していただけに、もうお泊まりトレーニングに行かれなくなったことはショックでした。ピリカはいつも楽しそうに通っていましたし、とても残念です。

でも嘆いても仕方ありません。とりあえず2月に予定していた札幌訪問予定はキャンセルして、まずはピリカの新しいお教室探しを始めました。

そして、インターネットで色々探しつつ、ご近所さんに良いトレーナーさんを知らないかとあちこち声をかけたところ、幸いピリカが子犬時代から仲良くしている柴犬君の飼い主さんにトレーナーさんを紹介してもらうことができました。

以前お世話になっていたトレーナーさんは女性だったのですが、今度のトレーナーさんはとても穏やかで優しそうな30代の男性です。お泊りの際にはご自宅で預かってくれますし、何よりご近所の柴犬君がいつも利用しているトレーナーさんなら安心してピリカを預けられます。とはいえ、急にお泊まりだと不安になるかもしれないので、ピリカは先月からこの新しいトレーナーさんのお教室に通い始めました。

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新しいお教室でも態度が大きいピリカ

これまでのお教室では、トレーナーさんにも場所にも慣れていましたが、今回は初めてのお教室。さすがのピリカも慣れるには時間がかかるかなと思い、札幌行きで預ける前に日帰りでお教室に通わせたのですが、さすがと言うかやはりと言うか・・・。ピリカはあっという間に新しいお教室に慣れて、2回目ぐらいから相当態度が大きくなってきました。

このトレーナーさんは、毎回トレーニングの様子やお散歩の写真や動画を夕方にたくさん送ってきてくれるのですが、初回こそしばらくの間尻尾が下がっていたピリカですが、2回目以降は元気いっぱい!尻尾をピンとあげて張り切って歩いています。お友達との写真もたくさん撮ってくれるのですが、いつも真ん中に陣取ってものすごく偉そう。

本当は写真を載せたいところなのですが、新しいトレーナーさんからは「嫌がる飼い主もいるので他の犬と写っている写真はブログやインスタには使わないでください。」と言われており、写真を載せることができません。お見せできなくて残念ですが、とにかく相変わらず偉そうに写っています。何かと落ち着かない我が家ですが、ピリカの逞しさには本当に救われています。

明日から札幌

当初、2月の上旬に行く予定がピリカのトレーナーさん探しで遅くなり、2月中旬には母の入院と手術が重なったせいで、延び延びになってしまっていた札幌訪問ですが、やっと明日から行かれることになりました。

義父からは「今度はいつ来るのかい?」と度々電話があり、義父なりに私の訪問を楽しみにしているようです。

今回の訪問では古くなった洗濯機を買い替えて、家に手摺りを設置する場合についてケアマネさんと相談したり、ヘルパーさんや訪問医さんともお話する予定です。

まだ先は見えませんが、母の骨折からの回復如何によっては、札幌への訪問間隔が空いてしまう可能性もありますから、皆さんにはそのことも説明して、改めて義父のサポートをお願いしようと思っています。

手術が成功し、リハビリを始めた母

前回の記事は母の手術立ち会い中に書きましたが、その後、母の手術は無事に終わり先週からリハビリが始まりました。まだリハビリ専門病院への転院がいつになるかは分かりませんが、そう遠くないうちにリハビリ病院に移れそうです。

母担当のケアマネさんとも色々と相談中なのですが、今後も母が自宅で暮らし続けるには、かなりのサポートが必要になるでしょう。

とりあえず明日から札幌で色々と打ち合わせを済ませたら、今度は母のサポート体制作りに奔走することになりそうです。まだ暫くは走り回ることになりそうですが、逞しいピリカと一緒に頑張ろうと思います。

まりも物語:まりも33回目の月命日

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まりも33回目の月命日

こんにちは。

毎月19日はマリモの月命日でした。早いもので33回目になります。

昨年から激動が続く我が家ですが、マリモがしっかり見守ってくれるおかげで何とか全員無事に過ごしています。しかし、波乱は続くものでマリモの月命日だった19日の夜また大事件が!

母の入院

19日の夜、単身赴任先に帰る夫を見送ってから夕食を終えてピリカとのんびりしていると、母のスマホから電話がかかってきました。週末の夜に電話なんて珍しいなと思いながら電話にでると、相手は母ではなく救急隊員の声。

母が近所のコンビニまで買い物に行った帰りに道路と歩道の段差に躓いて転倒、救急搬送されたのです。当日はとりあえず病院に駆けつけたものの、手続きだけして帰宅。一昨日は医師から検査結果と治療の説明を受けるために再び病院に行きました。

医師の説明を聞きながら母の背骨のMRI画像を見ると、腰椎が数カ所潰れています。もともと骨粗鬆症が進んでいた母は、転倒した際に一気に複数の骨が潰れてしまい、痛みを止めるには手術が必要とのことでした。

骨が潰れた部分に人工骨を注入して補強する手術で、1時間程度で終わる簡単なものなのですが、全身麻酔をかけることと、母が80歳と高齢のため、私も手術立ち会いの為に、今、病院に来ています。

ただ、今はコロナの面会制限で手術前後も面会はできません。手術時間までに病院に行き、手術室の近くで終わるまで待つだけです。せめて少しでも面会できればとは思うのですが、こればっかりは仕方ないですね。

退院後の生活

手術が成功して痛みが止まったとしても、問題は退院後の生活です。今回の手術でどの程度の回復が見られるかにもよりますが、きっとかなりサポートを増やしていく必要があるでしょう。

本人は自宅でこれまで通りの一人暮らしを望んでいますが、どうなるかは今後の回復次第です。杖を付いてなら1人で歩けるのか、歩くには補助が必要になるのか・・・。

医師の話では骨粗鬆症の高齢者の場合は、人工骨で補強してもリハビリ中に別の骨が潰れてしまったりすることがあるそうで、個人差が大きく、とにかく手術してリハビリしないと先は分からないとのことでした。

母は腰がかなり痛むものの、元気も食欲もあり、リハビリすればまだまだ動けると思っていますが、ちょっと躓いた程度で腰椎が4ヶ所も潰れるほどに骨粗鬆症がに進んでいるのであれば、そう回復しない可能性の方が高いでしょう。

兄とも役割分担を

私には兄がおり、兄夫婦も心配はしていますし、多少手伝ってくれますが、やはり最後は私が頑張ることになりそうです。夫も単身赴任中とはいえ、出来る限りの協力はすると言っています。

これまで、兄は仕事が忙しいからと基本的に母の世話は私が担当していましたが、今の私には札幌の義父もいるので、兄にもちゃんと役割を分担してもらう必要があります。

昭和な考えの母は、息子に家事や介護させるのは嫌だと言いますが、もうそんな勝手な理屈に付き合ってはいられません。兄にはとことん甘い母のこと、「娘がいるのに息子に介護させるなんて」と騒いでいますが、私はいずれ札幌に引っ越します。もちろん引っ越しても札幌から通ってきますが、その点も踏まえて兄とは話し合う予定です。

とりあえずは、病院のソーシャルワーカーさん、ケアマネさん達と色々と連絡を取り合い、母の退院に向けて準備を始めていく予定です。

札幌の義父も

再来週に札幌に行って、義父宅のリフォームの見積もりや、ケアマネさん、ヘルパーさん、訪問医さんとの打ち合わせを予定しています。再来週はまだ母は入院中なので私も動きやすいですが、これからは今までのように「何かあれば翌日には駆けつける」とはいかなくなりそうなので、その辺も色々話さないといけません。

サポート体制はほぼ整ったとはいえ、まだ調整が必要な部分もありますし、何より義父が私の顔を忘れないように札幌には通う必要があります。

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暫くは大忙し

去年からのドタバタ劇が落ち着いてきたと思ったら、また母の入院&手術ですから、更にドタバタしそうです。ピリカはお留守番が増えるかもしれませんが、協力してもらうしかありません。そのかわり、家にいる時はたくさん遊んであげようと思います。

どんなにドタバタ続きでもいつかは落ち着きますから、とりあえずは落ち着いて目の前の問題を一つ一つ潰していくしかないですね。

マリモの月命日に入院した母。まだ手術は終わりませんが、無事に終わるようマリモにも見守って欲しいです。