ぴりかの避妊手術
こんにちは。
早いものでピリカももう7ヶ月、そろそろ避妊手術を考える月齢になりました。健康な身体にメスを入れることは正しい選択なのかと、少し躊躇う気持ちもありましたが、夫と相談の結果、やはり後々の病気予防を考えて、受けさせることにしました。
そして掛かりつけの病院で相談し、2月8日に一泊入院で手術を受けることに。
2019年1月29日のこと
今から2年前、2019年1月29日はマリモが避妊手術を受ける予定にしていた日です。当日、私は朝9時にマリモを病院に預けて、久しぶりの自由時間を楽しむべく、本を持って大好きなカフェに出かけていました。
そこでモーニングを食べながら本を読み始めてすぐに、病院からマリモの血液検査の異常と手術中止を告げられて、私は大急ぎで家に戻りました。あの日のことは今も鮮明に覚えています。電話でマリモの腎臓に異常があるためとても手術は出来ないと告げられ、私は帰り道で犬の腎不全について必死で調べました。そしてマリモは恐らく長くは生きられないことを知り、顔が痛くなるほど泣きました。
あの日、マリモを病院に迎えに行ったときに見せられた超音波検査の画像には、本来なら腎臓があるべき位置にマリモの腎臓はなく、見えたのは本来腎臓になるはずだった臓器が形成不全で変形した姿だけでした。医師からは、「お気の毒ですが、早ければあと数ヶ月、長生きしたとしても3歳を迎えるのはかなり難しいと思います。」と告げられ、私は人目も憚らず泣き崩れました。
あれから2年
早いもので、あの日からもう2年が経ち、マリモは短い生涯を精一杯駆け抜けて、昨年5月、2歳を迎えた18日後に旅立っていきました。腎臓形成不全が判明してから約1年半、マリモは最後まで本当に良く頑張ってくれたと思います。
今回、ピリカが避妊手術を受けるにあたって、通常よりも詳細な血液検査をしてもらうことにしました。万一ピリカに何か病気があった場合に早期に発見するためです。勿論、ピリカは元気ですし何の問題も見つからないとは思います。でもやはり私の不安を払拭する為にもできる限り詳細に調べておきたいと考え、医師にお願いしました。
やはり不安です。
毎日元気すぎるくらい元気なピリカですから心配無用とはおもうのですが、やはり身体の一部を切るわけですし、手術中の事故以外にも麻酔が切れたときに痛い思いをしたり、気分が悪くなって辛い思いをするのではないかと心配は尽きません。
マリモの時も思いましたが、もう十分に麻酔にも手術にも耐えられる身体に成長しているとはいえ、飼い主から見ればまだまだ生後1年に満たない仔犬ちゃんの身体にメスを入れると思うと胸が痛みます。
でも、ピリカの将来の病気予防のためですし、健康状態を確認する機会でもあるので、頑張ってもらおうと思います。