まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

まりも物語:まりも30回目の月命日

2020年1月ごろ。キャリーバッグに入るマリモ。

まりも30回目の月命日

こんにちは。

寒くなりましたね。

早いもので、昨日はマリモの30回目の月命日でした。マリモが居た頃の冬はとにかく腎機能を落とさないよう、お腹を冷やさないようにと気をつけていましたが、ピリカは丈夫な子なので何も気にせず毎日一緒に走り回っています。

最近、日中は結構暖かい日もありますが、やはり朝晩は寒くなってきましたよね。ピリカも冬は夏よりは少し長く眠っていてくれますが、それでも朝は6:00ぐらいには起きてケージから出せと騒ぎ始めるので、週末も全く寝坊ができません。

思えばマリモも早起きでした。マリモが居た頃は、朝7:00前に家を出る夫にほぼ毎日お弁当を作っていたので、私は遅くとも5:30には起きていました。だからでしょうか、マリモも早起きで、早い日だと5:00前から起きてケージから出して欲しいとガタガタ音を立てていたものです。

最近、義実家に頻繁に通うようになり、マリモと暮らし始めた当初、飼い主バカ全開で義父にマリモの写真を送っていた日々を思い出すことがあります。まだマリモに重篤な病気があり長時間の移動はできないと判明する前のことですが、私はマリモがある程度成長したら札幌に連れて行くことを楽しみにしていました。

義父は諸々の事情があって犬を飼ったことはありませんが犬は好きな人です。小さなかわいい犬が息子夫婦と一緒に来るのを楽しみにしていたでしょう。しかしその後、マリモの腎不全が発覚して、マリモは札幌を訪ねることはありませんでした。

2019年秋ごろ。週末に寝坊するパパを起こしに行ったマリモ。

ピリカは絶対に連れて行きたい

今年の年末年始はピリカを連れて札幌にと思っていましたが、今の義実家の状態では難しそうです。先日に義実家のゴミはかなり捨てましたが、まだまだ捨てる物もありますし、部分的に壁紙や床を張り替える必要がありそうです。今、業者を調べていますが、どちらにしても年末年始には間に合いません。

ピリカを連れて行かれるのはどんなに急いでも来年の春以降になりそうですが、きっと義父にとっても良い刺激になるに違いありません。

土曜日の朝、パパを起こしにいったピリカ。
ひっくり返ってお腹を撫でてもらい、気持ちよさそうにしています。

私のライフシフト

まだ具体的に何かを進めているわけではないのですが、今後の札幌通いを想定して、私の働き方を少し変えていこうと考え始めました。今は週に3日のパート勤務(一般事務&翻訳)とフリーランスで受注している翻訳、大した売り上げはないですがハンドメイド販売が私の収入源となっていますが、今後はパソコンがあれば横浜でも札幌でもできる翻訳関係の仕事を増やし、パート勤務は辞めようと思っています。

どのみち、夫の定年後に札幌に移住してもそのまま働き続けられる仕事に少しづつ変えていきたいとは思っていましたが、ついつい惰性で同じ生活パターンを続けてしまっていました。しかし今後、いつ札幌に行かなければならないことになるか分からない状態では、今の仕事を続けていくことは難しいでしょう。介護離職というわけではありませんが、いろいろな意味で動きやすい働き方に変えていこうと思うのです。

今回、義父の遠距離介護が始まったことは、私にとってはある意味良い機会だったのだと思います。何かのきっかけがないと、なかなか思い切って生活を変えることはできないので。

もともとマリモをお迎えしたとき、私はフルタイムの仕事を辞めてフリーランスで仕事をしていこうと考えていました。しかしその後マリモの腎不全が発覚すると、医療費がたくさんかかることになり、医療費に充てられる定収入が欲しくて始めたのが今の仕事です。そのため、フリーランスで受ける仕事は副業のような感じになってしまい、積極的に受注を増やすことは全くせず、知人や友人からの依頼や紹介だけやっていました。

しかしまた新しく札幌に通う必要が出てきた今、また根本的にライフスタイルを変える時が来たのではと感じています。本来マリモと送りたかった生活、在宅で仕事をしてピリカの留守番時間を少なくできる生活、そしていざというときにはいつでも札幌に駆け付けられる生活に向けて、思い切って退路を断ち、前に進むときなのではと思うのです。もちろんハンドメイドも地道に続けていきますけれど。

この冬は何かと忙しくなりそうですが、ピリカと遊ぶ時間をできる限りたくさん取りながら、新しい生活スタイルに向けて歩き出そうと思います。