まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

ぴりか日記:11ヶ月になりました。

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11ヶ月になりました。

こんにちは。

このところ雨続きだった横浜市も、週末からは良いお天気が続いています。昨日の夕方は公園にたくさんお友達が来ていて、久しぶりにゆっくり遊んだピリカはご機嫌でした。

マリモの一周忌とパパの誕生日

ここ数日、我が家では5月19日はマリモの命日、20日はパパの誕生日、21日でピリカ11ヶ月齢と続き何かと落ち着かない日々でした。

マリモの命日はお花屋さんに頼んでおいたフラワーアレンジを取りに行ったり、大好物だったサツマイモを蒸したり朝から大忙し。昨年と同じ小雨の降る肌寒かったこの日、私と夫は言葉も少なくマリモのアルバムを見ながら特に何もせず過ごしました。

そして翌20日。この日は夫の誕生日ですが、昨年はそれどころでは無く完全に忘れたまま過ぎてしまいました。

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今年はどうしようかと思いましたが、夫はマリモの一周忌だしあまりお祝いして欲しい気分では無いと言うので、ほんの少し豪華な食事をするに留めることに。ちなみに夫と私は10歳ほど歳が離れています。そして5月生まれの夫と9月生まれの私は数ヶ月間だけ11歳差になります。夫は歳の差夫婦だとは思ってないようですが、一般的に言えば歳の差夫婦に入りますよね?まぁ、あまり年齢差がわからないよう若々しさを保つよう頑張ってねと思っています。

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ピリカ11ヶ月齢

そして21日でピリカは11ヶ月齢になりました。

早いもので来月で1歳です。我が家に来た時は大きなネズミみたいだった子が、今や立派なヨークシャーテリア。しかも平均的なヨーキーよりかなり大きい3.7kgのデカヨーキーになり、毎日体の大きな子達とも元気に遊んでいます。

今日もいつもの公園でお友達と遊ぶ姿を見て、大きくなったな〜と感慨深く思いました。それに以前は知らない大型犬も全く怖がらず、平気で近づいていたのですが、最近は知らない大型犬や危険なことをする子には絶対に近づきません。

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近所の大型犬、中型犬はみんなしっかり躾されていて、体が小さいピリカと遊ぶ時は必ず手加減してくれますし、飼い主さんも気をつけて遊ばせてくれるので何ら危険は無いのですが、たまに危険なワンコや飼い主さんに遭遇することはどうしてもあります。

以前のピリカは全く警戒せずに興味津々で近づこうとしていたので、危険を感じて急いで抱き上げることも何度も有りましたが、今は相変わらず興味津々で近づくものの、ちゃんと少し距離のある所で立ち止まり相手をよく見ています。そしてフレンドリーな子にはせっせとお腹をみせて仲良くしようアピールをしますが、気の荒い子には決して近づきません。

家の中でも良くも悪くも知恵が付いたものだな〜と思うことが多々あります。

最近では私と夫の間に割って入り、妻の座を狙っているのかと思うほどにパパとのラブラブぶりを見せつけるピリカ。よくぞ病気も怪我もなくここまで育ってくれました。

来月の1歳のお誕生日には夫と2人で思いっきりお祝いしてあげようと思います。

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まりも物語:まりもの一周忌(2)

まりもの一周忌(2)

こんにちは。

今日は昨日に引き続き、まりもの成長記録を振り返りたいと思います。マリモの生涯は短かっただけで無く、その4分の1は点滴用の留置針を外せない日々でした。私は時間の許す限りマリモと過ごし、毎日必ず抱っこしてのんびり過ごす時間を取っていました。週に3〜4回、具合が悪い時には毎日通った病院でも、混んでいる日には1時間近くもマリモを抱っこして待ちましたが、それも今では良い思い出です。マリモが生きた最後の日に止まった腕時計は、今も骨壷と一緒にペット用仏壇に入っていますが、この腕時計を見ると抱っこした時に興味津々で時計をいじっていたマリモを思い出します。

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 <2019年>

 

9月

まだまだ暑さが続いていましたが、マリモは元気に過ごしていました。中旬には私たちが北海道に帰省中にお泊りトレーニングにも参加し、お友達と楽しそうに遊んでいました。

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9月上旬。パパっ子のマリモは夫の帰宅時間が近づくと、毎日玄関で待っていました。

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9月中旬。大好きだったお泊りトレーニングも、この時が最後になりました。

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9月下旬。ソファーのお気に入りの位置に座るマリモ。この写真は夫が最も気に入っているマリモの写真です。

10月

それまでで一番食欲もあり、元気いっぱいに過ごしていました。私はそんなマリモを見て、どこかに旅行に連れていきたいと思っていましたが、結局旅行に行くことはありませんでした。

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10月上旬。元気にへそ天。

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10月中旬。大好きだった靴下の取り合い。

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10月下旬。食欲旺盛で元気いっぱいに過ごした最後の日々。ママの実家にて。

11月

10月に比べて少し食欲が落ちたものの、上旬までは元気に過ごしていました。11月23日の朝に突然嘔吐して尿毒症が発覚してからは、連日の点滴が始まりました。

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11月上旬。少し食欲が落ちてきていましたが、尿毒症の兆候は見えていませんでした。

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11月23日、重度の尿毒症のため毎日の通院が始まりました。

12月

連日の点滴の成果が表れ始め、マリモは元気を取り戻していきました。前足には点滴用の留置針を刺し続けることになりましたが、公園をお散歩できるほどに回復し、無事に年末を迎えました。

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12月上旬。連日の点滴通いの効果が出始めて元気が戻ってきたころ

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12月下旬。かなり回復して無事に年末を迎えました。

<2020年>

1月

無事にお正月を迎えたと思ったら誤嚥性肺炎で高熱を出してしまい、年明け早々連日の点滴が始まりました。なぜかベッドではなくお出かけ用のバッグに入りたがったマリモ。元気になってまたお出かけしたかったのかもしれません。

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2020年のお正月。キャリーバッグに入って初詣に行きました。

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誤嚥性肺炎で高熱を出し寝込むマリモ。なぜかベッドではなくお出かけ用のキャリーバッグに寝たがるのでキャリーバッグにタオルを敷いてベッド代わりにしていました。

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1月下旬。肺炎から回復し、体調も安定していました。

2月

肺炎から回復し比較的体調は安定していましたが、中旬以降絶食に陥り、ついに余命宣告を受けることになりました。

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2月上旬。比較的体調が安定していて、点滴必須とはいえ元気に過ごしていました。

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2月中旬。この後絶食状態に陥ってしまいました。

3月

約2週間絶食が続き、余命宣告を受けたにも関わらず、3月3日にボーロを口にして以降、マリモは医師も驚く奇跡の復活を果たし、2度目の春を迎えることができました。

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余命宣告後の3月3日、湯たんぽの上で起き上がろうとするマリモ。ここから復活が始まりました。

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絶食からの奇跡の回復。まったく動けない状態から尻尾を振って歩くまでに回復しました。

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奇跡の回復を果たして、2度目の桜の季節を迎えました。

4月

コロナの感染拡大による緊急事態宣言で夫は在宅勤務、私は自宅待機となり、毎日マリモと一緒に過ごせるようになりました。パパっ子のマリモは毎日パパの膝に座り、ギターを聞いてご機嫌でした。

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暖かい日には窓際で日向ぼっこをしていました。

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緊急事態宣言で在宅勤務になったパパ。マリモはいつもお仕事中のパパの膝に乗っていました。

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4月下旬、パパのギターを聞くマリモ。

5月

5月2日、マリモは2歳の誕生日を迎えました。しかしその2日後から再び絶食に陥り、5月19日の夜に虹の橋に旅立ちました。最後の最後まで本当によく頑張ってくれました。

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5月2日、2歳のお誕生日。この直後から急激に衰弱していきました。

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5月12日、生涯最後のお散歩。

5月19日の夜に虹の橋へと旅立ってしまったマリモ。思い返しても本当に短い生涯だったと思います。5月21日に葬儀を終えて、今は小さな骨壺袋に入っているまりも。虹の橋では元気に走り回っていてほしいです。

 

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ピリカは元気いっぱいに育っておりとても可愛いのですが、それでもやはりマリモが恋しい思いはあまり変わることはありません。どう表現したらいいかわかりませんが、一緒に過ごせた時間が短すぎて愛しても愛しても愛し足りなかったといいますか、してあげたかったことが山ほど残ったままです。

もちろんマリモにしてあげられかったことはピリカにたくさんしてあげようと思いますが、マリモはマリモ、ピリカはピリカですからマリモにもっと色々してあげたかった、もっと一緒にいたかったという思いは消えることはありません。いい加減「泣き虫ママ」は卒業!と思っても相変わらず泣き虫ママのままですが、もともと涙脆いのでもう仕方ないかな・・・。

でもマリモのおかげで始めたハンドメイド、元気いっぱいのかわいいピリカ、マリモのブログを通じてできた新しい交流もあるのですから、時々大泣きしながら前を向いていきたいと思います。

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まりも物語:まりもの一周忌(1)

f:id:Marimotan:20210419212908j:imageまりもの一周忌(1)

こんにちは。

マリモは昨年5月19日、2歳を迎えて僅か18日後に虹の橋に旅立ちました。あの日からあっという間に1年が過ぎ、今ではマリモが虹の橋に渡った後に生まれたピリカがほぼ成犬の大きさに育っています。マリモと暮らした日々は少しずつ遠ざかっていきますがマリモと過ごした時間、そして見送った時のことは昨日のことのようによく覚えています。

あの日も横浜市は今日のように朝から雨がパラパラ降る5月にしては肌寒い一日でした。朝一で病院に向かい、一晩中苦しそうに肩で息をして一睡もしなかったマリモを病院に預けて、私はペット用の酸素ボックスを借りに小雨が降る強風の中を業者の倉庫に向かいました。その時はとにかくマリモを家に連れて帰らなければと思い病院を飛び出しましたが、後から考えれば夫も在宅勤務で家にいたのだし、半休を取って酸素ボックスを取りに行ってもらえばマリモにずっと付いていてあげられたのにと悔やんでも悔やみきれない思いです。

私が病院を出る時に、もう殆ど動けない身体を必死に起こし「ママ、行かないで!」と前脚を伸ばしてきた姿が今も瞼に焼き付いています。

marimotan.hatenablog.com

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今日はマリモの一周忌ということで、2回に分けてマリモの成長記録を振り返りたいと思います。

<2018年>

 5月2日

マリモ、西東京市のブリーダーさんの元で生まれる。

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ブリーダーさんから頂いた写真。生後2か月の終わりごろ。短足が可愛い。

8月11日

後の飼い主になるパパママと対面。

8月17日

我が家の子になりました!

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我が家初日。不安そうな顔です。

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我が家3日目。ヘソ天でお昼寝。

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我が家2日目、我が家にも慣れてきたことろ。

9月

お散歩デビュー。最初は土やアスファルトの感触を怖がってなかなか歩かないものの、次第にお散歩好きになりました。また、トリミングを受けてお姉さん顔に。

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お散歩デビューの日

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初めてのトリミングを受けて、赤ちゃんの黒毛が無くなりました。

10月

食の細さは気になるものの、スクスクと育っていました。

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体重は2.5kgを超えて、日々重くなっていきました。

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赤ちゃん顔からだんだんお姉さん顔に。目がクリクリになってきました。

11月

生後半年を迎えてかなりお姉さん顔になってきました。

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ソファーの左端がお気に入りでした。

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成犬の大きさに近づき、すっかりお姉さん顔。

12月

トレーナーさんのお教室に通い、お友達が出来ました。トレーナーさんに飲水量と尿の多さを指摘され、一抹の不安がありましたが、初めてのクリスマスと年末を無事に迎えました。

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レーニング教室でお友達ができました。

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仲良しのお友達と。

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生後7ヶ月。3.5kgを超えてスクスク成長していました。

 <2019年>

 

1月

初めてのお正月。29日の避妊手術前の血液検査で先天性腎臓形成不全が発覚し、通院の日々が始まりました。

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腎不全が判明する直前の写真。避妊手術が終われば、マリモ育ても一段落と思っていました。

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パパに朝からたくさん遊んでもらい、疲れて眠るマリモ。腎不全を宣告された翌日の写真です。私は気持ち良さそうに眠るマリモを抱っこしながら一日中泣いていました。

2月

週2回の皮下補液が必須になるも、通常通り元気いっぱいに過ごしていました。

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通院が始まって少ししたころ。病院から帰るといつも抱っこをせがみました。

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週末、パパが家にいる日はパパから離れませんでした。

3月

皮下補液と漢方薬、クレメジン(毒素吸着剤)の服用で体調は安定。食欲も出てき体重も4kgを超えました。

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直ぐに抱っこをせがむ甘えん坊ちゃんでした。

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皮下補液のおかげで脱水が解消され、体重も増えました。

4月

初めてのお花見。ママが週3日パートのお仕事を始めた為、毎週金曜日はトレーナーさんのお教室に通い始めました。

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病院通いにも慣れてきて、生活が落ち着いてきました。

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初めてのお花見。でもあんまり興味なさそう・・・。

5月

1歳になる。ママがお仕事を初めて1か月、やっとお留守番にも慣れてトレーニング教室でも元気に遊んですごしていました。

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レーニング教室にも慣れてきて、お友達もできました。

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1歳を迎えてすっかりお姉さん顔に。体力もついて元気いっぱいでした。

6月

病院通いが欠かせないものの、毎日元気いっぱいで一番楽しかった頃。体重は4.2kgまで増えました。

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レーニング教室が大好きで、いつも楽しそうに通っていました。

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パパが居る日はほぼ毎日パパの横でお昼寝していました。

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暑いのか、よくベッドからはみ出してお昼寝していました。

7月

ママがメニエール病になり、半月以上寝込むことに。マリモはトレーナーさんのお教室に行くとき以外はママの横に座ったり、心配そうに寄り添ってくれました。

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ママにかまってもらえない分、パパには目いっぱい甘えていました。

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メニエール病で寝込む私に添い寝するマリモ。

8月

最初で最後の「まりも記念日」(マリモのうちの子記念日)を迎えた時。食欲も体力もあり、酷暑の中を元気に過ごしていました。

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毎日元気に遊んでは、ヘソ天でお昼寝していました。

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2019年8月17日 最初で最後だった「まりも記念日」の写真。私が一番気に入っているマリモの写真です。

我が家に来てから腎不全発覚までの5ヶ月間、まりもは本当に元気にスクスクと育っていました。しかし飲水量が多いとは思っていましたし、睡眠中にお漏らししてしまったり、異常に気付く機会はあったのに、私はあまり深刻に考えていませんでした。

もっと早く検査を受けて治療を始めていたら、マリモ はもう少し長く元気で過ごせたかも知れないと思うと、今も悔やんでも悔やみきれない思いです。

腎不全が発覚してからも、最初で最後の「まりも記念日」を迎えた頃はまだ毎日元気いっぱいに過ごしていました。また、私がメニエール病になり、目眩と吐き気で動けなかった時には、いつものいたずらっ子の顔は封印して、静かに添い寝してくれました。マリモを私のベッドに上げて一緒に眠ったのはこのメニエール病の時と、旅立つ直前の数日間だけです。落ちたら危ないと思い、マリモを私達のベッドに乗せることはなるべく避けていたのですが、こんなに早くお別れがくるのなら、もっとマリモをベッドに上げてたくさん一緒に寝てあげればよかったと思います。

次回は2019年10月から2020年5月までを振り返ろうと思います。

 

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Atelier Marimo:エプロンワンピース

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夫と遊ぶピリカ。

Atelier Marimo:エプロンワンピース

こんにちは。

今日の横浜市は雨が降ったり止んだりのグズグズしたお天気で、朝は短いお散歩はできたものの、殆ど外に出られないピリカは家の中で暴れたり、夫と遊んだりしています。

夫はピリカに甘いせいか、ピリカにすっかり舐められていて、夫と遊ぶ時のピリカはとても上から目線。小さな体で大威張りしています。

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自分用に作ったエプロンワンピ

 

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エプロンワンピースとお揃いの布と刺繍生地で作ったターバン

Atelier Marimo 第二作 エプロンワンピース

そんな夫とピリカの横で、ハンドメイドに励む私。今日は友人に依頼されたエプロンワンピースの試作品を作っていました。エプロンは今まで縫ったこと無いですし、エプロンワンピースって一枚あると便利そうなので、まずは試作品として自分用に一枚縫ってみることに。まる一日作業して出来上がりましたが、やはり試作品を作って良かったです。縫製手順やデザインなと、修正したい部分が幾つか見つかりました。

ネイビーブルーのコットンリネンでエプロンワンピとヘアターバンをつくりましたが、なんかノッペリしていると言うか、もう少しデザイン的に変化が欲しいかんじです。片方を刺繍入りの布にしたターバンも作ってみましたが、なんとなく全般にいまいち。

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新作のキャップ。何度も作りなおしました。

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キャップとお揃いの布で作ったターバン

全然捗らない作業

 

GWもどこにも行かなかったのだから、ハンドメイド時間はたっぷりとれているはずなのに、掃除をしたり、食事の支度をしたり食料の買い出しに出たり、気が付くとあまり作業が捗っていません。5月に入ってから作ったのはこのエプロンワンピとターバン、キャップのみ。しかもこのキャップはなかなか納得のいくフィット感とシルエットにならず、何度も作り直していました。

作業自体は楽しいのでぼちぼち進めていきますが、この調子だと目標のハンドメイドマーケット出品はいつになるやら(-_-;)

とにかく焦らずこつこつ進めます。

 

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まりも物語(番外編):最後のお散歩

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ソファーのいつもの場所から台所にいる私を見るマリモ。

最後のお散歩

こんにちは。

今日の横浜市は雲が少しあるものの、良いお天気です。ピリカはいつもの様に朝からお散歩に出かけました。いつもの公園に着くと、今朝は大きめのワンコ数匹がおもちゃを取りあって遊んでおり、ピリカも早速参戦。

朝からお友達といっぱい走り回って疲れたのか、朝食の後はぐっすり眠っています。

1年前の今日は

ちょうど1年前の5月12日は、マリモが生涯最後のお散歩をした日です。5月2日の2歳のお誕生日以降、急激に衰弱してあっと言う間に歩くことさえままならなくなり、結局5月12日の朝のお散歩が最後になってしまったマリモ 。

ヨーキーにしては大きな体格と太く丈夫な脚で、元気な頃は1時間以上も歩いた子が、いつも歩いていた公園の池の周りを半周するのがやっとでした。

思えばマリモ が我が家の子になったのは生後3ヶ月半の時。それからワクチンや狂犬病注射が終わってお散歩デビューしたのは、生後5ヶ月近くになった頃です。それから重度の尿毒症を発症するまでの1年2ヶ月間がマリモが元気にお散歩を楽しめた時間でした。

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お散歩から帰ってお昼寝するマリモ。

元気なピリカを見ていると

今月で11ヶ月齢になるピリカは、お散歩デビューから7ヶ月が過ぎて、お友達もたくさんでき、毎日朝晩楽しそうに遊んでいます。きっとこれからも元気に育っていくことでしょう。実家にいたチーちゃんもお散歩は大好きで、昨年10月に15歳で虹の橋に旅立つ1ヶ月前まで、距離は短くなったものの自力でお散歩していました。それを思うとマリモが大好きだったお散歩を楽しめた期間はあまりに短く、考えるだけで涙が出ます。

マリモだってピリカやチーちゃんのように、たくさん遊んでお散歩して、幸せに生きるためにに産まれてきたはずなのに、その生涯は理不尽に短く、大変な苦痛を伴うものでした。

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週末の朝、パパのベッドにもぐりこむマリモ

夫には、「悲しんでも泣いてもマリモは戻らない。いつまでもママがクヨクヨしていたらマリモだって悲しいはず。」と言われますし、私も頭では分かっています。元気で可愛いピリカと一緒に笑って暮らした方がマリモだって喜んでくれると思います。しかし頭では分かっていても、やはり感情がついていきません。元気に遊べる時間が極端に短く、途中からはマリモの医療費を稼ぐために私が仕事を始めた為、お留守番も多かったマリモが不憫で仕方ないのです。

特に尿毒症になってからは、私もマリモが心配で、仕事中も気が気ではなかったですが、体調が悪いのに一人でお留守番をするマリモはさぞ心細かったでしょう。嫌がる病院にも何度も連れて行きました。そんな生活に耐え続けたのに治る望みもなく、ただ弱っていったマリモが私には可哀想で、どうしても涙が出ます。

昨年の今日、生涯最後の散歩を終えたマリモは私に抱っこされて家に戻り、2度と外を歩くことはありませんでした。もうすぐマリモの命日ということもあり、毎日元気にお散歩するピリカを見ていると、元気だった頃のマリモの姿と重なって、様々な事が思い出されます。

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いつもお出かけの時に使っていたキャリーバッグに入るマリモ

ピリカは本当に可愛く、マリモが居なくなって火が消えたように静かだった我が家の、新しい灯となりました。ピリカはむしろ元気過ぎて灯どころか火事になりそうな勢いです。ピリカが来て、我が家は一気に明るくなり、近所に犬友達もたくさんできました。

でもその事でマリモが旅立ってしまった悲しみが癒えるという単純なものではないようです。この1年、特にピリカが来てからは前向きに生活するよう、いつまでも悲しみに沈まないよう努力してきました。でもやはり心に空いた穴は塞がる様子はありません。この感情は時間が解決してくれるのを待つしかないのだろうと思っています。

今日は虹の橋にいるマリモが元気に走り回っていることを祈って、一日を過ごそうと思います。

 

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