まりも日和

先天性腎臓形成不全による重度の腎不全のため、2歳と18日で虹の橋へ旅立った愛犬「まりも」について綴った「まりも物語」(腎不全と闘った642日間の記録)と、2020年8月に我が家にやってきたおてんば娘「ぴりか」の成長記録「ぴりか日記」、ハンドメイドについて書いた「Atelier Marimo」、その他夫婦二人生活の日々の出来事や思うことを綴ったブログです。

まりも:7回目の月命日

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寒い日、パパのお腹に入って温まるマリモ

7回目の月命日

こんにちは。

マリモが旅立った日から今日で7か月になりました。もうすぐ2020年も終わりです。今年はお正月早々にマリモが誤嚥性肺炎になり、貧血も進んでいるとこがわかって連日の病院通いから始まりました。特に誤嚥性肺炎の時には本当に苦しそうで、何も食べず、何故かキャリーバッグの中に入り目を閉じて動かなかったマリモ。

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キャリーバッグの中で目を閉じるマリモ。2020年1月

亡くなる日でも自分のベッドに排泄することはなかった子が、この時はキャリーバッグの中に敷いたバスタオルにオシッコをしてしまっていました。それだけ苦しくて動けなかったのでしょう。正月気分が一気に吹き飛び、年明け早々病院に通い詰めた日々を昨日のことのように思い出します。動物病院にマリモの状態を連絡するために撮った写真がたくさん残っていますが、それらの写真を見るとひたすら苦しさに耐えて、必死に生きようとしたマリモの姿をが思い出され、今も涙が出ます。

marimotan.hatenablog.com

 それからの5ヵ月、マリモは何度か危険な状態に陥りながらも果敢に腎不全と闘い、とんでもなく悪い数値の中でなんとか持ち直して2歳まで生きてくれました。ママの悲願だった「2歳のお誕生日を迎える」を果たしてくれました。もの言わぬマリモがどれほどの苦痛に耐えていたのかは想像すらできませんが、そんな病院通いばかりの辛い日々でも、マリモは本当に精一杯生き抜いてくれました。

そしてマリモが旅立ってから7か月、夫が完全在宅勤務になったり、8月にピリカが家族に加わったり、我が家のライフスタイルも随分変わったように思います。もしここにマリモもいて、ピリカとマリモが二人で遊んでいてくれたらどんなに幸せだったでしょう。

もうすぐやってくるクリスマス。マリモと過ごしたクリスマスは最初の年こそ大騒ぎでしたが、昨年の、マリモの生涯最後になったクリスマスは、重度の尿毒症に陥ったマリモを午前中から点滴通わせ、療法食に大好きなケーキを用意しただけの寂しいものでした。

今年のクリスマスはチーちゃんとマリモの二人で楽しく過ごしているといいのですが・・・。少なくとも昨年のように病院で点滴を受ける日々からは解放されたのだから、虹の橋で元気に走り回っていてほしいです。しかしワンコとの別れって本当に辛いですね。未だに毎日のように涙がでます。


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2020年4月30日 元気に歩く最後の姿。

マリモの写真を集めてフォトブックを作りたいのですが、涙が出てなかなか編集できません。マリモが居たときにも検査結果が悪化するたびに、マリモの具合が悪くなるたびに、家でも病院でも泣いてばかりいましたが、あれから半年以上が経っても未だに泣いてばかりです。

ピリカはすくすく育って、最近ではちょっと痩せてしまった頃のマリモにそっくりになってきました。マリモの場合は尿毒症で食が細って痩せてしまったのですが、ピリカの場合は元気すぎで運動量が多く、食べても食べても太らない感じです。

時々、ピリカもマリモのように何か重大な病気を持っているのではないかと不安になることがありますが、ピリカの元気を見ていると、ピリカはきっとマリモが守ってくれるだろうと思えてきます。

たとえ虹の橋に旅立ってもマリモは永遠に私の宝物、大事な大事な家族です。今日は仕事もお休みですし、ピリカは夫に任せて私はマリモと一緒にいようと思います。

 

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